斉藤由貴が歌手デビュー30周年記念コンサートで「卒業」を熱唱!

斉藤由貴
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1985年2月に「卒業」で歌手デビューした斉藤由貴の30周年記念コンサートが3月13日〜15日に日比谷・シアタークリエで行われ、斉藤が卒業シーズンに思いを込めて「卒業」を生披露した。

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前売券は早々に完売。カメラ席や関係者席を開放後も即完売するなど、まさにプレミアムとなった本コンサートは、デビュー当初より携わってきたスタッフが再集結して行われた。斉藤は初日の感想について「正直感慨深いと言うよりも、緊張感でいっぱいです。リハーサル時間が少なかったので綱渡り的な気持ちです」と微笑みながら会場入り。

デビュー30周年を記念し、3月11日には1985年のデビュー以来初の試みとなるジャズスタンダードを選曲した記念アルバム「ETERNITY」も発売。今回のコンサートは、そのニューアルバムのテーマである「誰もが味わった特別な恋の瞬間へのオマージュ」がテーマ。

第1部はニューアルバムに収録されている“Stardust”や“Lovin’ You”を始めとするジャズスタンダードと、朗読で綴られるストーリー。斉藤は観客と一緒に30周年を振り返り、「昨年は30周年だけど何もやらなくてもいいんじゃないかなぁって黙ってたんです。でもデビュー当時のマネージャーが何かやろうよって」とコンサート開催のきっかけを語ると、「私のまわりのスタッフは30年間変わらなくて、だからこそ成り立ったコンサートなんです」と嬉しそうにコメント。

また「そういえば25周年の時は毎公演来て下さった方もいて、もしかして今回も全部来る人はいるの?」と質問。大勢が手を挙げると斉藤が「なんで!?」と尋ね、会場が和やかなムードに包まれる場面も見られた。

一方、第2部では“卒業”や“初戀”などの往年のヒット曲を披露。「デビューから30年経って、今の私にしかできない表現もあると思うので、そういったニュアンスも大切にして歌ったつもりです」と話した。

ちなみに、ちょうど卒業シーズンということもあって、様々なところでデビュー曲の“卒業”が流れていることについては「私の力というよりも楽曲が素晴らしいからです。松本隆さんの詞と筒美京平さんの曲の素晴らしさ、武部聡志さんの独特なピアノアレンジが出会い、彼らの才能が響き合って作られた素晴らしいこの曲を歌えたことに感謝しています」と斉藤はお礼の言葉を述べ、「そう言えば私の子どもも卒業式だったのですが、参加した卒業式ではいきものがかりさんの“ありがとう”が流れていましたよ」と明かし、笑いを誘った。

斉藤由貴のニューアルバム「ETERNITY」は「初回生産限定BOX」が7500円(税抜)、「通常盤」が3000円(税抜)で発売中。また「ETERNITY <24bit/48kHz> 」(ハイレゾ配信)は2778円 (税抜)で配信中だ。

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