仲野太賀と草なぎ剛、「分かりきっていない、見えてこない」微妙な“兄弟”関係

仲野太賀と草なぎ剛『拾われた男』特別インタビュー映像

個性派俳優・松尾諭が自らの波瀾万丈なサクセスストーリーを描いたエッセイのドラマ化『拾われた男』が、Disney+「スター」で独占配信中。このたび、初共演で初の兄弟役を演じた仲野太賀と草なぎ剛の特別インタビュー映像が公開された。

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6月26日に第1話が配信されるや、SNS上では「こんなワクワクするドラマ久しぶりかも」「だいぶ期待してたんだけど、その期待を遥かに超えてすごい面白かった〜！」「引き込まれてあっという間に時間が過ぎました」といった反響のほか、「見直すと新たな発見があって面白い！」という見放題ならではリピート視聴を楽しむ声も。

このたび公開された特別インタビュー映像には、仲野と草なぎ2人の関係性、役作りや撮影現場でのエピソードなど、本作品をさらに楽しめる新情報が盛り込まれている。

仲野は草なぎとの共演について「小さい頃から草なぎさんを拝見していて、大スターの草なぎさんの印象が強かったです。ご一緒してみたら、とても優しくて、忘れもしないエピソードが何個かあります」と答えると、草なぎは「好きになりましたね、太賀くんのことが。しっかり者なんですよ。僕もいくつかエピソードがあります」と応じ、信頼関係が垣間見える。

物語の後半、「運」と「縁」に導かれ、誰かに拾われては救われていく諭（仲野）が、アメリカに渡ったきり音信不通な兄・武志（草なぎ）を「拾い」に行くことになる。その点、草なぎは、「すごく自然な空気感で作り上げていたような気がします。ふたりで話し合ってしまうと『こうしよう』という風に狙ってしまうので、その場での空気感をうまく感じ取れて作り上げていきました」と役作りを敢えて避けたことを明かす。

仲野も、「僕も諭自身も、武志という人物を分かりきっていないというか、疎遠になった時間も⻑いし、見えてこない部分もたくさんありました。それが草なぎさんと僕の関係性でも活かされたかなと思います」と明かした。

「拾われた男」というタイトルに因み、本作品に関わったことで“拾われた”と思うことについて問われると、仲野も草なぎも原作者である“松尾諭”に拾 われていることを挙げた。

草なぎは、原作者・松尾諭を演じる仲野について「たまに松尾くんに似てきて、後ろ姿みてわからない時もありました。肩のラインとかすごく似ていて、松尾くんの役をやるために生まれてきたんじゃないかみたいな（笑）」と大絶賛。

すると仲野も、「クランクインした時から共演者の方々が『めちゃくちゃ似てるんだけど』とか、『ふとしている表情が似てる』など、声をかけてくださったのでとても安心しました」と話す。

最後に2人は本作品を次のようにアピールした。

草なぎは、「何度も見返すと、とても面白いところがあると思います。是非ともみなさんもこの作品を愛して何度も見ていただきたいです。よろしくお願いします」。

仲野は、「ひとりの俳優のサクセスストーリーだと思いきや、そこには職場でのあれこれ、恋人とのこと、家族のことなど、いろんなシチュエーションに出会いと別れがあって、思いもよらない方向に物語が展開していくのがこのドラマの面白いところなのかなと思っています。だからきっと、このドラマを最初見始めた方も最後まで見終えたときは、こんな物語になっていくのかという驚きと感動があると思います。気楽に楽しんでもらえたらと思います」。

拾い・拾われた男をめぐるヒューマンドラマ

本作品は、売れない役者だった諭が、航空券を“拾い”、“拾われた”ことから繋がったくさんの人々との“縁”を描くヒューマンドラマ。

これは実話なのか、フィクションなのか?!

『拾われた男』（全10話）は、毎週日曜日23時より、ディズニープラス「スター」で見放題独占配信される。