滝藤賢一、8年がかりで役作り「どんだけ練りに練ってんだ!」

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滝藤賢一 家電侍
(C)BS松竹東急/PROTX
滝藤賢一 家電侍
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SF時代劇『家電侍』

「もしも江戸時代に最新家電が届いたら……」との設定で、滝藤賢一主演でおくるSF時代劇『家電侍』が4月2日より毎週よる11時に放送される。このたび、滝藤がコメントを寄せた。

滝藤がプロデューサーの濱谷晃一から本作品の打診を受けたのは、実に8年前。初主演『俺のダンディズム』の撮影現場だったという。

「いつまで経っても台本が届かない……どんだけ練りに練ってるんだ! ということで、8年間役作りしていたので準備万端で臨みました」

もっとも、撮影の現場は俳優人生26年でもっとも過酷な21日間だったという。

「連日雪が降る寒さと凍ったオニギリ、膨大なセリフ、底なし沼のように終わらないシーン数の多さに、撮影1日目で心が折れました。野生のイノシシが10頭くらい物凄い勢いで駆け抜ける現場でした。キャストは皆、支度場から湯たんぽを抱えて最前線の現場に向かってました。しかし、誰1人体調を崩さない屈強なチーム。スタッフ、キャストの皆様の笑顔と頑張りのおかげで最後まで無事乗り切りました」

また、本作品については、次のようにアピールした。

「家電がいかに多くの人々を幸せにしているか。 そのありがたさを今回改めて感じました。今となっては当たり前のようにある家電。しかし、家電がなかったら……。家電によってより深まる家族愛。自分の考え方ひとつで些細なことも幸せに感じることができるかもしれない。小さな幸せをひとつひとつ拾っていき、自分の人生を豊かにしていく。そんなドラマだと思っております。『家族たるもの支え合って生きていかねばならぬ』劇中の四十郎の言葉です。今の世の中にこそ強く感じずにはいられません」

家電で妻の偉大さを知り…侍の身に起こる変化

本作品は、江戸時代の長屋に暮らす貧乏浪人(滝藤)の元にひょんなことから現代の最新家電が届くことで、様々な事件が巻き起こる時代劇コメディ。

貧乏長屋で妻と息子と暮らす兼梨四十郎が、ふと訪れた神社でタブレット端末を発見する。すると、わけもわからぬまま現代の最新家電が届くようになり、長屋での暮らしは激変。四十郎は、家電の登場によって初めて、妻の偉大さに気付き、次第に心に変化が訪れることに。そして、物語の終盤では、四十郎の身にとんでもない事態が……!?

『家電侍』は、4月2日よりBS260松竹東急で毎週よる11時より放送される。

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