SMAPコンサートでメンバーと写真撮影も! 中国の巨匠が文化交流の大切さを力説

チェン・カイコー監督
チェン・カイコー監督

今から2600年前の中国、晋の国を舞台に、皆殺しにされた一族のなかで唯一生き残った子どもをめぐる人間ドラマを描いた『運命の子』。この作品を手掛けたチェン・カイコー監督が来日し、11月4日にザ・ペニンシュラ東京で記者会見を行った。

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『さらば、わが愛 覇王別姫』『北京ヴァイオリン』などドラマチックな作品を世に送り出してきたチェン監督。「この30年で中国経済はとても発展しましたが、文化面ではどうなのか。今の若い人たちはどれだけ中国の歴史を理解しているのかに興味があり、長年語り継がれるこの作品を映画化しました」と、映画作りのきっかけについて語った。

主人公“運命の子”を演じたウィリアム・ワンは、日本で育った中国人。チェン監督は「英語の学校に通っているので中国語はほとんど話せませんし、演技の経験もまったくありませんでしたが、なかなか素晴らしい演技をしてくれました」と明かした。

また、その母を演じた中国のスター女優、ファン・ビンビンについても「先週東京国際映画祭の審査員として来日していたファン・ビンビンは本当によくやってくれました。彼女にはこう話しました『力いっぱい演じるな、静かに演じてほしい。その静けさのなかにこそ力強さがあるんだ』と。彼女はその通りに演じてくれました」とその演技を評価していた。

「日本には1984年に初めて来てから100回以上来ています」というチェン監督。両国の文化交流にも強い関心を示し「SMAPが北京でコンサートを開催したときも行き、メンバーの2人と写真も撮りました」と告白。「中国と日本は人と人との理解が一番大事。だから、映画などいろいろな文化を通じてお互いを理解することはとても大切だと思っています」とメッセージを送っていた。

『運命の子』は12月23日よりBunkamuraル・シネマにて公開される。

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