2003年の韓国が舞台の手紙恋愛ストーリー『雨とあなたの物語』12月公開

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『雨とあなたの物語』
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2021年、韓国で興行収入初登場第1位を記録した映画『Waiting For Rain』(英題)が、『雨とあなたの物語』という邦題で、12月17日より日本で公開されることが明らかになった。あわせて日本版ティザーポスターも解禁されている。

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カン・ハヌルとチョン・ウヒが共演! 2人との共演経験を持つカン・ソラも出演

本作は デビュー作『怪しい顧客たち』(11年)で一躍脚光を浴びたチョ・ジンモが監督を務める青春ラブストーリー。

舞台はスマートフォンもSNSもなく、携帯電話が普及し始めたばかりの2003年の韓国。浪人生のヨンホが姉のソヨンに送った手紙を、古書店で働くソヒが受け取ったことから始まる。「いくつかルールを守ってほしい。質問しない、会いたいと言わない、そして会いに来ない」。ソヒは病気の姉に代わって返事を書き、2人は手紙をつないでゆく。偶然始まった手紙のやりとりが、モノクロだった2人の日常を鮮やかに彩り始め、ヨンホは12月31日に雨が降ったら会おうという可能性の低い提案をする…というストーリーが展開される。

主人公にして、うだつのあがらない浪人生・ヨンホ役は、4年ぶりのスクリーン復帰作となる俳優カン・ハヌル。日本でもリメイクされ話題を呼んだ映画『ミッドナイト・ランナー』(17年)でパク・ソジュンとW主演。2019年には、韓国の“ゴールデン・グローブ賞”と謳われる第56回百想芸術大賞で『愛の不時着』や『梨泰院クラス』を抑え、TV部門の最高賞・大賞を受賞した『椿の花咲く頃』に主演としてその存在感が注目される。ファン・ヨンシクシンドロームを巻き起こし、日本でもNetflixで独占配信されTOP10にランキング、韓国で800万人以上を動員の大ヒット作『パイレーツ(海賊)』(14年)の続編『パイレーツ2』の主演が決まり、今、アジアで最も注目されている人気実力派俳優だ。

病床の姉を支えながら母とともに古書店を営むソヒ役には、映画『サニー永遠の仲間たち』(11年)の強烈な印象で注目を集めたチョン・ウヒ。初の単独主演映画『ハン・ゴンジュ17歳の涙』(14年)で青龍映画祭(韓国最大の映画の祭典)をはじめとする7つの映画祭で主演女優賞と新人賞を総なめに。その圧倒的な演技力で、その後も『哭声/コクソン』(16年)、『ワン・デイ悲しみが消えるまで』(17年)、『めまい窓越しの想い』(年21)など注目作への出演が続く。

ヨンホの予備校の友人・スジン役は、『ミセン-未生-』(14年)、『サニー永遠の仲間たち』(11年)でカンとチョンとの共演経験を持つカン・ソラ。チェ監督が「疑う余地のない、奇跡のようなキャスティング」と話すほどの共演が実現した。

解禁された日本版ティザーポスターは、邦題『雨とあなたの物語』とともにソウルで手紙の返事を待つヨンホと釜山で過ごすソヒの姿が映しだされ、手紙を通じて”待つこと”をビジュアルで表現したポスターに仕上がっている。今後の続報にも注目だ。

『雨とあなたの物語』は12月17日より全国公開。

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