アンジェリーナ・ジョリーがワインスタインからの性的暴行未遂を告白、「ブラピの行動に傷ついた」とも

##MeToo運動#アンジェリーナ・ジョリー#ハーヴェイ・ワインスタイン#ブラッド・ピット

性的被害を軽視しているようなブラピに傷ついた

アンジェリーナ・ジョリーイギリスの「ガーディアン」紙のインタビューで、ブラッド・ピットがかつて、映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが彼女に性的嫌がらせをしたことを知りながら、ワインスタインと仕事をしていたことがつらかったと語った。

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映画プロデューサーのワインスタインは長年にわたって多くの女性たちに性的暴行や嫌がらせを働いていたのは2017年に明らかになり、被害者たちが声をあげる#MeToo運動のきっかけとなった。

ジョリーは21歳の時、ワインスタインが製作総指揮を務めた『マイ・ハート、マイ・ラブ』(98)に出演した際に被害に遭ったという。部屋から逃げ出すことはできたが、ジョリーは当時の自身も含めて、女性は逃げ出すことができた場合に自分が襲われたことを大したことがなかったと考える傾向があると話す。「部屋から逃げ出すことができたら、未遂に終わったと思うでしょう? 本当は、未遂を経験したこと自体が暴行なのです」

ワインスタインの職権濫用は「逃げなければならない類のものでした。私は彼に近づかないようにして、人々に彼について警告しました。最初の夫だったジョニー(・リー・ミラー)に、他の人々に『女の子たちを彼と2人きりにしてはいけない』と話を広めてほしいと言ったのを覚えています。彼はちゃんと対処してくれました」

その後、レオナルド・ディカプリオ主演の「『アビエイター』(04)への出演を依頼されましたが、断りました。彼(ワインスタイン)が関わっていたからです。彼とは付き合いも仕事もしていません。だから、ブラッドがそうした時はつらかった」と語る。

ジョリーとピットは『Mr. & Mrs.スミス』(05)の共演で知り合い、養子を含む6人の子どもを育てる家庭を築き、2014年に正式に結婚したが、2016年にジョリーが離婚を申請した。

ピットはかつて、当時婚約していたグウィネス・パルトロウも被害に遭ったことから、直接ワインスタインに抗議した逸話もあるが、2009年、ワインスタインが製作総指揮に名を連ねるクエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』に出演している。そればかりか、ワインスタインにジョリーの監督作『最初に父が殺された』(17)のプロデューサーの話を持ちかけた。一連のピットの行動はジョリーにとって、彼女が受けた性的被害を軽視しているように感じられた。

妻を襲った相手だと知りながら、ピットはワインスタインと「喜んで仕事を続けた」ことについて、「私たちはそのことで喧嘩になりました。もちろん傷つきました」とジョリーは語った。

『最初に父が殺された』はワインスタイン・カンパニーが配給したが、ジョリーはプロモーション・イベントに参加しなかった。強姦罪などで有罪判決を受け、禁固23年を言い渡されて収監中のワインスタインは、今回のジョリーの主張を否定している。

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