佐藤緋美がセーラー服を着て亡き彼女を想う難役に挑戦。小松菜奈主演『ムーンライト・シャドウ』

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宮沢氷魚の弟役に佐藤緋美! 小袋成彬とのコラボソングも決定

小松菜奈が主演の『ムーンライト・シャドウ』(9月10日公開)に追加キャストが発表された。宮沢氷魚が演じる等の弟役に、注目の若手俳優でアーティストの佐藤緋美。物語のキーパーソンとして登場する麗役には、女優だけでなくモデルとしても活躍する臼田あさ美が抜擢された。さらに挿入歌として小袋成彬とのコラボ曲「Parallax」が決定。新たに解禁された予告編で、本コラボ曲も同時にお披露目となった。

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公開された映像では、「等はいつも、小さな鈴を肌身離さず持ち歩いていた。それは彼のそばを最後まで離れない運命となった── 」と、さつき(小松菜奈)の含みのあるナレーションとともに始まる。さつきと等(宮沢氷魚)の幸せいっぱいの姿が。そして、等の弟・柊(佐藤緋美)とその恋人のゆみこ(中原ナナ)との、何気ないけれど穏やかで幸せな4人の日々が、安らかでどこか神秘的な音楽とともに美しく収められている。

だが、突然の着信音により状況は一変。「事故があって、二人とも、死んだ──」。柊から電話越しに受けた突然の訃報に、深い哀しみに打ちひしがれ、生きる気力さえも失ってしまったような、痛々しいさつきの姿が画面いっぱいに映し出される。そしてコラボレーションソングの「Parallax」がかかるとともに、麗(臼田あさ美) に出会い、不思議な現象に導かれていくさつきと柊の姿が描かれる。彼らは愛する人との別れをどう乗り越えるのか。 「どこかとどこかの歯車が、偶然噛み合ったら、何かが起こるのかも」。最後の等からのメッセージに込められた意味とは?

愛する人との時間、そして別れ。それぞれの乗り越え方

さつきと等は、鈴の音に導かれるように、長い橋の下に広がる河原で出会った。等には3つ下の弟・柊がいて、ゆみこという恋人がいた。初めて4人で会ったときから意気投合し、自然と一緒に過ごす時間が増えていく。ゆみこが気になっているという〈月影現象〉について「もしも現実に月影現象が起きたら、誰に一番会いたいか?」を語りあったり……。

穏やかで幸せな日々が過ぎていくなかで、別れは前触れもなくやってきた。等とゆみこが死んだのだ。深い哀しみに打ちひしがれるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれず、ショックで食べることも忘れ、ひたすら走るさつき。そんなさつきを心配しながら、ゆみこのセーラー服を着て何かを感じようとする柊。それぞれの方法で哀しみと向きあおうとしていたが、ある日、2人は不思議な女性・麗と出会い、少しずつ“生きていく”という日常を取り戻していく。そして、以前みんなで語り合った〈月影現象〉に導かれていく。もう一度、会いたい、会いに来てほしい。

その現象とは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった……。

『ムーンライト・シャドウ』は2021年9月10日より公開。

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