稲垣吾郎は「独特な方で…」河合優実が“唯一無二の存在感”について語るインタビュー&メイキング映像

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(C)2023『あんのこと』製作委員会
『あんのこと』
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河合優実が佐藤二朗&稲垣吾郎と話し合うシーンを捉えたメイキングも公開

現在公開中の入江悠監督最新作『あんのこと』より、主演を務めた河合優実が脚本を読んだ感想や意気込み、そして佐藤二朗と稲垣吾郎との共演について語るインタビュー&メイキング映像を紹介する。

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本作は、2020年6月の「少女の壮絶な人生を綴った新聞記事」をもとに描く、衝撃の人間ドラマ。機能不全の家庭に生まれ、虐待の末に薬物に溺れる少女が、人情味あふれる型破りな刑事をはじめとした人々に出会い、生きる希望を見いだしていく。しかし、微かな希望をつかみかけた矢先、どうしようもない現実が彼女の運命を残酷に襲う。

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香川杏、20歳。シャブ中でウリの常習犯。ホステスの母親と足の悪い祖母と、3人で暮らしている。子どもの頃から、酔った母親に殴られて育った。小4から不登校。初めて体を売ったのは12歳で、相手は母親の紹介だった。

希望はおろか絶望すら知らず、ただ繰り返される毎日。そんな薄暗闇の世界が、ある出会いをきっかけに少しずつ変わり始める。だが、やっと繋がった細い糸も突然のコロナ禍に断ち切られてしまい──。

主人公・杏を務めるのは、ドラマ『不適切にもほどがある!』で話題となり、先日、主演作『ナミビアの砂漠』(24年)でカンヌ国際映画祭に初参加し、世界からも注目を集めている若手俳優・河合優実。また、杏を救おうとする型破りな刑事・多々羅を佐藤二朗が、更生施設を取材するジャーナリスト・桐野を稲垣吾郎が演じている。

今回紹介する映像の中、まず脚本を読んだ感想について「重いという言葉で片付けたくはないですけど、いつも以上に真剣になる題材だなと思った」「はじめて読んだ時から自分の中にずっと離さない部分というか、そういうものを一個ずっと持っていれば大丈夫だなと思ってました」と強い思いを語る河合。その言葉通りの圧倒的リアリティーで杏の苦しみと喜びを完璧に演じ切った。

初共演となる佐藤のことを聞かれると、「特にこういうお話なので佐藤二朗さんが多々羅を演じてくれて一個軽やかにしてくれたと思う」「本当にご本人が素敵な方で一緒になる日も多かったですけど、どんな人にも対人として接してそれが自然にできる方だなと思って役としても本人としてもパワーを貰ってました」と劇中で特別な関係を演じ、近い距離にいたからこそ感じた佐藤の魅力を明かした。

そして稲垣については、「独特な方ですごい大事な役」「稲垣さんの持っている他の人にはない柔らかさとどこにも寄らない感じというか、それが週刊誌の記者という役で中和してくれてる感じがあってすごく良かったです」と、稲垣が放つ唯一無二の存在感を肌で感じたことが窺える。

『あんのこと』

インタビュー映像に加え、河合が佐藤や稲垣と話し合うシーンや屋外ロケなどを捉えたメイキングも公開された。キャストとスタッフが団結し作品を創り上げていく様子が感じとれる映像となっている。

実力派俳優らが織りなす渾身の演技は見る者にいつしか映画であることを忘れさせ、現代社会の歪みや不均衡といった実相を容赦なく突き付ける。同時に、単なる社会派ドラマという枠を超え、生きようとする杏の意志、そして彼女が見た美しい瞬間をも映し出し、我々の知らなかった現実を教えてくれる見応えたっぷりの一作となっている。

『あんのこと』は現在公開中。

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