怨霊モンスター役はファーストサマーウイカ! 橋本環奈と重岡大毅を襲う不気味な姿が明らかに

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(C)2023映画『禁じられた遊び』製作委員会

ウイカ「『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役が本当に嬉しくて」

橋本環奈と重岡大毅(ジャニーズWEST)がW主演するホラー映画『禁じられた遊び』に、橋本&重岡に襲いかかる怨霊モンスター・美幸役でファーストサマーウイカが出演することが明らかになった。本作より本予告映像&本ポスタービジュアルを紹介する。

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本作は、第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した新人作家・清水カルマによるホラー小説の映画化。『リング』(98年)『スマホを落としただけなのに』(18年)『事故物件 怖い間取り』(20年)でホラー&サスペンスを追求してきた中田秀夫が監督を務める。

W主演を務めるのは、ホラー映画『カラダ探し』(22年)の大ヒットも記憶に新しい橋本環奈と、ホラー初出演となる重岡大毅(ジャニーズWEST)。橋本は映像ディレクターの倉沢比呂子を、重岡は比呂子の元同僚・伊原直人を演じる。

2人を取り囲む一癖も二癖もあるキャラクターたちには堀田真由、倉悠貴、長谷川忍(シソンヌ)、猪塚健太、MEGUMI、清水ミチコ、新納慎也ら豪華個性派キャストが集結する。

今回紹介する本予告映像は、比呂子(橋本)が同じ職場で働く直人(重岡)への恋心に胸をときめかせるシーンからはじまる。しかし、比呂子が直人への思いをつづる手紙を書いていると鼻から血が滴り落ち、一気に不穏なムードへと変わる。

直人の息子・春翔が「生き返って欲しい…!」と唱えた「エロイムエッサイム」という呪文により、土が蠢く。春翔の切実な思いとは裏腹に復活したのは、「絶対に許さない…」と憎悪を剥き出しにした“美雪”(ファーストサマーウイカ)だった。

これまでポスタービジュアルで「目」「腕」「顔の一部」などが解禁されつつも、唯一キャストが明かされないままだった怨霊モンスター・美幸を演じるのは、ファーストサマーウイカ。美幸は怨念にまみれ、嫉妬に狂い、どこまでも比呂子と直人を追い続ける。映像には、「あの世から戻ってきてしまったものを消滅させなければ」と美幸に立ち向かう霊媒師・大門(シソンヌ長谷川)の姿も。

本ポスタービジュアルでは、美幸が比呂子と直人を引き裂くように「見ぃ〜つけた。」と顔を覗かせる。

『禁じられた遊び』

ファーストサマーウイカは、蘇ったばかりの妖しげで美しい姿から、身体中に植物のような黒い管を這わせた完全な異形へと進化する“美雪”を、4時間超の特殊メイクで熱演した。

橋本は「間近で見ていてもウイカさんのお芝居がとても怖かったので、スクリーンで見たならばさらにゾッとするだろうなと思います。見ている方が痺れる映像になってると思うので出来上がりが本当に楽しみです」とその怪演を絶賛。

重岡は「ウイカさんは毎日とても早く現場に入って、4~5時間かけて特殊メイクをしていました。特殊メイクは取るのも一手間だそうで、撮影が終わった後も時間が掛かり本当に大変だったと思いますし、それでいてあの鬼気迫るお芝居をされていたのは、心から凄いなあと尊敬しておりました」とウイカを讃える。

また、企画プロデュースの平野は、「企画段階から美雪を日本映画史上“最凶”のキャラクターにしたいと考えていました」と明かし、中田監督は「美雪が出てくる場面は全て『見せ場』です。『一度観たら忘れられない』強烈さで演じていただき、現場で私は内心ゾクゾクしていました」とその強烈な個性に太鼓判を押した。

中田監督の『リング』の大ファンだと語る当のウイカは、「中田監督とご一緒できること、『リング』でいえば貞子のポジションである美雪役でオファーをいただけたことが本当に嬉しくて。喜びと興奮で“絶対やりたいです、お願いします”と即答したのを覚えています」とオファーを快諾したことを語り、「フィジカル的にもかなり忍耐力のいる撮影だった」と撮影の苦労を振り返った。

映画『禁じられた遊び』は9月8日より全国公開。