東京から島へ帰ってきた女優と、30年以上島を出たことがない女性…対照的な2人の再会が島に小さな波紋を起こす

#平岡亜紀#私を判ってくれない#花島希美

鹿児島県長島町を舞台に制作された『私を判ってくれない』が93日より鹿児島・ガーデンズシネマにて先行公開、99日より全国順次公開される。今回、予告編が公開された。

・少し長い休暇を田舎の古民家でゆったり。風光明媚な島根県でオールロケしたヴァカンス映画

舞台は鹿児島県長島町!

城子は3年前にこの島を舞台にした映画で主演デビューするはずだったが、制作は頓挫。島で映画制作にお金を出していた人の中には、いまだに城子を恨んでいる人もいる。一方由記乃は、ずっと家族と実家暮らしをしていたのだが、根なし草の城子が突然同居することになり、日常が脅かされる。東京から島に突然帰ってきて、再び「映画を撮る」と云い始める城子。それをきっかけに、静かな島にいくつのも小さな事件が巻き起こる——。

『夕陽のあと』(19年)に続き、再び鹿児島県長島町を舞台に製作された本作。今回公開された予告編では、東京から島へ帰ってきた城子と生まれてこの方30年以上島を出たことがない由記乃の再会という、対照的な2人が抱えるそれぞれの葛藤が、静かな島に小さな波紋を起こしていく様子が描かれている。

また、スタッフやキャストからのコメントも到着した。城子役の平岡亜紀は、「私の演じた城子は、自分勝手、よく言えば自分に正直な性格。相手に言わなくていいようなことを言ってしまう…そんな性格で周りからは嫌われているのですが、どこか憎めない部分もある。皆様も一度はそんな人に出会ったことがあるのではないでしょうか。しかし、時にその悪とされる性格は、どこかで誰かの背中を押しているかもしれない。もどかしく、愛おしい人間模様が描かれています。ゆっくりじわじわと、心の奥に染みてくるような、そんな映画です」と見所をコメント。

由記乃役の花島希美は、「この映画は、鹿児島県の長島町と言う自然豊かな、素敵な町で撮影されました。鹿児島と東京のスタッフ、出演者、さまざまな方々の協力で作られた、あたたかい作品です」とロケ地である長島町への感謝も伝え、「世の中には理不尽なことや思い通りに行かないことがたくさんあると思います。でも、あなたのことを見てくれている人がきっといます。この映画が多くの方に見ていただけたら、そして、少しだけでもあなたの希望となれたら嬉しいです」とコメントした。

『私を判ってくれない』は93日より鹿児島・ガーデンズシネマにて先行公開、99日より全国順次公開。