実話をベースにノン・スターで描くインド社会の闇! 権威主義やカースト差別に切り込む意欲作

#JAIHO#アヌラーグ・カシャップ#インド映画#ザ・ブローラー/喧嘩屋#ボクシング

『ザ・ブローラー/喧嘩屋』

インド版・批評家が選ぶ映画賞2019で主演男優賞を獲得!

ユニークな作風で知られるインドのアヌラーグ・カシャップ監督作『ザ・ブローラー/喧嘩屋』が、映画配信サービス「JAIHO」にて4月2日よりプレミア配信される。これを記念して予告編映像が公開された。

・多くの共感を呼んだインドの“問題作”ついに日本上陸!

『ザ・ブローラー/喧嘩屋』は、『デーヴD』(09年)『血の抗争』(12年)などで知られるカシャップ監督2017年の作品。ボクシング選手を主人公にしたスポーツ映画だが、地方にはびこる権威主義やカースト差別に切り込んだ意欲作だ。実在の人物の物語をベースにノン・スターで描かれるインド社会の闇は、異様な迫力を持って見る者に迫る。

主人公のボクサーを演じたヴィニート・クマール・シンがインド版の批評家が選ぶ映画賞2019で主演男優賞に輝いたほか、本作でデビューした女優ゾーヤー・フセインも、2018年のジャーグラン映画祭で主演女優賞を獲得した。

併せて「JAIHO」が4月に配信開始する全作品のラインナップが発表された。18年ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で上映され最優秀作品賞を受賞したタイ出身のプッティポン・アルンペン監督の『マンタレイ』や、ルーマニアの鬼才ラドゥ・ジューデ監督『野蛮人として歴史に名を残しても構わない』(18年)、「Cool韓国90s」特集で前作が好評の『アタック・ザ・ガス・ステーション!2』(10年)などが日本で初公開される。

さらに120年に及ぶ映画の歴史を全15エピソードでたどるドキュメンタリーシリーズ『ストーリー・オブ・フィルム』より、小津安二郎監督、溝口健二監督について女優・香川京子が語るシーンが登場する『エピソード3. 世界中に現れた巨匠たち』が配信開始。2000年代前半韓国映画特集「ミレニアムコリア」より『私が、生きる理由』(11年)『国家代表!?』(10年)もスタートする。

『ザ・ブローラー/喧嘩屋』は、映画配信サービス「JAIHO」にて4月2日よりプレミア配信される。

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