“顔なきポップスター”のSiaが、素顔を明かして声を震わせながら監督作への思いを告白

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オリジナル楽曲でカラフルに彩られた新体感ポップ・ミュージック・ムービー

ステージでは素顔を見せない“顔なきポップスター”として、世界的に注目を集めるシンガーソングライター・Sia(シーア)。楽曲はもちろん、パフォーマンスやMVに見られる卓越したセンスに定評のある彼女が初監督を務め、オリジナル楽曲でカラフルに彩る新体感ポップ・ミュージック・ムービー『ライフ・ウィズ・ミュージック』が、2月25日より全国公開となる。これに合わせてSiaが素顔を明かし、声を震わせながら思いを告白するインタビュー映像が公開された。

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本作品は、孤独で生きる希望を失っていたひとりの女性が、家族の存在や周りの人々の助けによって愛することを知り、居場所を見つける感動の物語。

孤独に生きる主人公ズーを演じるのは、代表作『あの頃ペニー・レインと』(00年)を筆頭に数々の話題作に出演する名女優ケイト・ハドソン。周囲の人々との関わりの中で愛を知り、明日への希望と見出していく様を全身全霊で熱演し、第78回ゴールデングローブ賞コメディ/ミュージカル部門で最優秀主演女優賞にノミネートされた。

イマジネーション豊かな自閉症の妹・ミュージックを演じるのは、Siaの楽曲「シャンデリア」のMVで圧巻のダンスパフォーマンスを披露し話題を呼んだマディ・ジーグラー。抜群の存在感でズーにとって救いとなる重要な役を演じる。隣人・エボ役には、大ヒットブロードウェイミュージカル『ハミルトン』でトニー賞最優秀ミュージカル俳優賞に輝いたレスリー・オドム・Jr.。ズーに優しく寄り添う親切な青年を繊細に演じる。

公開されたインタビューでは、素顔を見せない“顔なきポップスター”であるSiaが、アーティストとしてではなく、映画監督Siaとして素顔を明かし、キャスティング時の話やミュージックというキャラクターの源となった少年との出会い、そしてキャストやスタッフへの思いを語った非常に貴重な映像となっている。

映画を作ろうと思い立つまでに15年も掛かってしまったというSiaは、様々な問題を抱えて生きる人々を陰日向になって助けたい、希望を与えたいという強い想いから本作品の製作をスタートさせた。

「私にわかっていたのは、このまま映画にしないでいたら煮え切らないまま死んじゃうぞってこと。映画監督になりたいわけじゃないし、もう映画を作る予定もない。私はこの映画が作りたかったの」とその意思は固く、揺るがなかった。

そんな作品への出演オファーを一番にしたのは、自身のミューズであるジーグラーだった。そして主人公ズー役のハドソンと隣人・エボ役のオドム・Jr.は、SNSを駆使し独自の方法でキャスティングした。またマディが演じたイマジネーション豊かな自閉症の妹・ミュージックの元となった自閉症の少年とのエピソードも明かしている。

音楽業界ではヒットメーカーであるSiaであっても映画は一筋縄ではいかなかったようで、「すごく怖かった。初めての試練のようなものだった」とその胸の内を吐露する。

「私が今までやってきた中で最高の仕事だった。一番大変だったし、一番有意義で、一番難しかった」と語り、支えてくれたキャストやスタッフに対して「この夢を実現するのを手伝ってくれて本当に感謝している」と声を震わせ、涙ながらに告白している。

合わせて本作品にSiaが本人役としてカメオ出演していることが明らかに。ズーのお客さんとして、堂々とケイト・ハドソンとの共演を果たしている。どういうシーンで登場するのかは是非劇場で確認を!

『ライフ・ウィズ・ミュージック』は2月25日より全国公開される。