『ライトハウス』ロバート・エガース監督×ウィレム・デフォー×ロバート・パティンソン インタビュー

絶海の孤島に閉じ込められた2人の灯台守に、未知なる狂気と幻想が襲いかかる

#ロバート・エガース#ウィレム・デフォー#ロバート・パティンソン#スリラー#ライトハウス

ライトハウス
『ライトハウス』

2021年7月9日より全国公開中

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ロバート・エガース
ロバート・エガース

アメリカ、ニューハンプシャー出身。ニューヨーク市で監督兼デザイナーとして演劇制作のキャリアをスタート。やがて映画に移行し、いくつかの短編映画を監督した後、映画・テレビ・出版物・演劇・ダンスの分野で幅広く活動した。監督兼脚本として長編映画デビューを果たした『ウィッチ』(15年)は、サンダンス映画祭でUSドラマ部門の監督賞を受賞し、高い評価を得た。インディペンデント・スピリット賞でも最優秀新人作品賞と最優秀新人脚本賞の2つを受賞した。続く『ライトハウス』(19年)では、アカデミー賞撮影賞にノミネートされた他、カンヌ国際映画祭FIPRESCI賞など数多くの映画賞を受賞。その才能を世に知らしめた。現在は、F.W.ムルナウの古典映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』のリメイクを含むいくつかのプロジェクトが進行中。

ウィレム・デフォー
ウィレム・デフォー
Willem Dafoe

1955年、アメリカ・ウィスコンシン州出身。100を越える映画に出演し、大小を問わず世界中の作品に参加している。10代の頃から演技をはじめ、その後ニューヨークを拠点に活動する実験的演劇集団「ウースター・グループ」の創設メンバーの一人として活躍。マイケル・チミノ監督の『天国の門』(80年)がデビュー作になるはずだったが出演シーンがカットされたため、『ラブレス』(81年)が最初の劇場公開作となった。これまでに4度のアカデミー賞ノミネートを果たしており、『プラトーン』(86年)『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(00年)『フロリダ・プロジェクト』(17年)で助演男優賞、そして最近では『永遠の門』(18年)での主演男優賞である。その他、キアヌ・リーヴス主演作『ジョン・ウィック』(14年)でのエリート殺し屋から、ジェームズ・ワン監督による興収10億ドル超えのブロックバスター『アクアマン』(18年)でのヴァルコ役まで多彩なキャラクターを好演。インディペンデントのおもな出演映画は、ラース・フォン・トリアー監督作『アンチクライスト』(09年)や『ニンフォマニアック』(13年)、ディー・リース監督作『マクマホン・ファイル』(20年)、エドワード・ノートン監督作『マザーレス・ブルックリン』(19年)など。

ロバート・パティンソン
ロバート・パティンソン
Robert Pattinson

1986年、イングランド・ロンドン出身。『ニーベルングの指環』(04年)でプロの俳優としてのキャリアをスタート。19歳のとき、『ハリー・ポッター』シリーズ第4作『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05年)においてセドリック・ディゴリーを演じ注目を浴びる。その後『トワイライト』シリーズ(08~12年)のヴァンパイア、エドワード・カレン役で一気にブレイク。2017年、ジョシュ&ベニー・サフディ監督作『グッド・タイム』に出演。同作はカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、6分間のスタンディング・オベーションと批評家の喝采を浴びた。19年には自身初となるNetflix作品でデヴィッド・ミショッド監督の『キング』に出演。ティモシー・シャラメ、ジョエル・エドガートンと共演しドーファン役を演じた。トム・ホランドと共演したNetflix配信の『悪魔はいつもそこに』(20年)ではプレストン・ティーガーディン牧師を演じた。ロバート・エガース監督の『ライトハウス』(19年)では20年度インディペンデント・スピリット賞最優秀主演男優賞にノミネート。20年には、クリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』に出演。13年よりディオール・オムのフレグランスの広告塔を務めており、さらに同ブランドのレディ・トゥ・ウェアの広告塔にも起用されている。15年、世界中の孤児や弱い立場の子どもたちの生活を地域での取り組みを通して向上させる国際的な慈善団体GO Campaignの初代アンバサダーに就任し、積極的に活動に参加している。