『読まれなかった小説』ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督インタビュー

トルコの巨匠が“父の孤独”描いた新作について語る

#ヌリ・ビルゲ・ジェイラン

『読まれなかった小説』撮影中の様子
『読まれなかった小説』撮影中の様子
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
Nuri Bilge Ceylan

1959年1月26日、トルコのイスタンブール生まれ。短編を撮影後、1997年、『カサバー町』で長編監督デビュー。『冬の街』(03年)で第56回カンヌ国際映画祭グランプリと主演男優賞を、『スリー・モンキーズ』(08年)で第61回カンヌ国際映画祭監督賞を、『昔々、アナトリアで』(11年)で2度目のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。前作の7本目の長編『雪の轍』(15年)では、第67回カンヌ国際映画祭パルムドール大賞と国際批評家連盟賞を受賞した。本作『読まれなかった小説』は、第51回トルコ映画批評家協会賞において作品賞や監督賞など6冠に輝いている。