人工授精が常識の世界、夫の“異常”な愛情表現に耐えきれず…衝撃のディストピアドラマが話題 注目の記事をピックアップ!

#SAKAMOTO DAYS#消滅世界#遠い山なみの光

(C)2025「消滅世界」製作委員会
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Getty Images for BFI
『SAKAMOTO DAYS』

映画好きが集うエンタメサイト[ムビコレ]の人気記事をピックアップして紹介!

芥川賞作家・村田沙耶香のベストセラー小説を実写化した『消滅世界』の予告編が話題に。また、『遠い山なみの光』や、『SAKAMOTO DAYS』についての記事も大きな注目を集めた。

 

村田沙耶香『消滅世界』“性が消えた未来”を描く衝撃の予告編解禁

芥川賞作家・村田沙耶香のベストセラー小説『消滅世界』が、川村誠監督により実写映画化。予告編がついに解禁された。

RADIOHEAD』『OASIS』などのMVで知られる気鋭監督による本作は、人工授精が常識となり、性愛が消えた近未来の日本を舞台に描く衝撃のディストピアドラマだ。

主人公・雨音(蒔田彩珠)は、自然妊娠で生まれたことを理由に周囲から差別を受ける少女。性愛の対象は二次元キャラ〈ラピス〉で、同級生の水内(結木滉星)と特異な関係を築いていく。やがて大人になり、性愛を排除した結婚を望むも、夫の“異常な”愛情表現に耐えられず離婚。新たな恋人・朔(栁俊太郎)と再婚し、人工授精で妊娠するが、“正常”に支配された社会の中で心が揺らぎ始める。

アニメーション作家Wabokuがデザインした二次元キャラクターが、雨音のラピスへの恋をリアルに表現。主題歌はバンドD.A.N.の書き下ろし曲「Perfect Blue」。性愛が禁じられた世界で、人間の「愛」と「正常」の境界を問う本作は、現代社会への鋭い問いを投げかける。

・夫との性行為は“異常”? 近未来の日本描く衝撃作『消滅世界』予告編が公開

吉田羊、流暢な英語披露!『遠い山なみの光』がロンドン映画祭で公式上映

広瀬すず主演、カズオ・イシグロ原作、石川慶監督による映画『遠い山なみの光』が、第69回ロンドン映画祭のStrands部門に正式出品され、公式上映が行われた。会場には原作者のイシグロ、監督の石川、キャストの吉田羊、カミラ・アイコが登壇。満席の観客から温かい拍手が送られた。

Getty Images for BFI
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上映後のQ&Aで石川監督は、「日本の外から長崎を見つめるというイシグロの視点が、自分の世代でも戦争を描くきっかけになった」と語る。娘役のカミラは「原作とは異なるニキ像に監督の思いが込められていた」と話し、吉田は印象に残ったが本編に使われなかった台詞を明かして笑いを誘った。

イシグロは「『ある男』を見て石川監督を信頼した。物語は時代と共に形を変える」と語り、原作と映画の関係性について持論を述べた。また吉田は英語での演技について「長崎からイギリスへ渡った30年を想像することが鍵だった」と流暢な英語で回答。最後に石川監督は「本作は“記憶”の映画。再現ではなく、記憶の中の長崎を描いた」と締めくくり、会場は大きな拍手に包まれた。

・吉田羊、“通訳なし”流暢な英語を披露! 松竹梅柄の着物&猫の帯身につけロンドン映画祭へ

高橋文哉『SAKAMOTO DAYS』で目黒蓮の相棒に!初の本格アクションに挑戦

Snow Manの目黒蓮主演で人気漫画を実写化する映画『SAKAMOTO DAYS』に、高橋文哉が朝倉シン役で出演することが発表された。

(C)鈴木祐斗/集英社 (C)2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会
(C)鈴木祐斗/集英社 (C)2026映画「SAKAMOTO DAYS」製作委員会

原作は「週刊少年ジャンプ」で連載中の鈴木祐斗による同名コミックで、世界累計発行部数は1500万部を突破。かつて伝説の殺し屋だった坂本太郎(目黒)が、家族を守るため再び戦いに身を投じる姿を描く。

高橋が演じるシンは、坂本の相棒であり、人の思考を読み取る能力を持つエスパー。抜群の戦闘センスを誇るキャラクターだ。初の本格アクションに挑んだ高橋は、「練習を重ねてシンのかっこいい部分を体現できるように向き合いました」とコメント。撮影を振り返り、「目黒さんの背中を追いかければいいと思った。優しくて頼もしい方」と尊敬を語った。

メガホンを取るのは『銀魂』や『今日から俺は!!劇場版』の福田雄一監督。制作は『キングダム』シリーズを手がけるCREDEUS。解禁されたシンのビジュアルでは、鋭い眼差しとガンアクションを披露し、緊張感あふれる映像に仕上がっている。目黒×高橋の最強バディが放つ、新時代のアクション大作に期待が高まる。

・高橋文哉「この方の背中を追いかければいい」 目黒蓮との最強バディ、『SAKAMOTO DAYS』で実現!