奈緒主演『塀の中の美容室』PR映像解禁！ 女子刑務所の美容室を題材に描く感動の再生ドラマ

奈緒と『春になったら』で親子を演じた木梨憲武の出演も決定

女子刑務所に実在する美容室をモデルに描いた感動作を主演・奈緒で連続ドラマ化した連続ドラマW-30『塀の中の美容室』。本作より、奈緒演じる主人公・葉留を中心に刑務所内での生活をリアルに映し出すPR映像が解禁された。

・奈緒、“刑務所”のなかで髪を切る美容師に 連続ドラマ『塀の中の美容室』に夏帆＆成海璃子ら出演決定

本作は、全国の女子刑務所の数ヵ所で現在も営業を行う「塀の中」の美容室をモデルに描かれた同名小説を主演・奈緒で連続ドラマ化。女子刑務所の中にある“あおぞら美容室”を舞台に、美容師・小松原葉留（奈緒）が様々な人たちとの出会いを通し、自らが犯した罪、そしてこれからの人生とどのように向き合っていくのかを描く。

女子刑務所の中に、“受刑者が一般客の髪を切る”美容室がある。鏡の前に立つ美容師は、重い罪を犯した受刑者だ。

小松原葉留（奈緒）は、美容室担当の刑務官・菅生冬子（小林聡美）に連れられ、今日も刑務所内にある “あおぞら美容室”へと向かう。葉留は、刑務所所長・保坂一路（光石研）が受刑者たちへのある思いを込めて作ったその美容室の、唯一の美容師として、一般客の髪を切っている。

常に刑務官の監視下にあり、数多くの決まりごとがある塀の中の美容室。ここに立てるのは、美容技官・加川実沙（成海璃子）らの指導のもと、刑務所内で美容師免許を取得したごく一部の受刑者に限られている。

そして、この美容室を訪れるのは、さまざまな事情を抱えた一般の女性客たち。幅広い年代の彼女たちは、なぜこの場所で髪を切るのか。優しい面持ちで物静かな葉留は、彼女たちの思いに寄り添うように、静かに耳を傾け、丁寧に髪を切っていく。

刑期の満了が近づくなか、「罪は、刑期を終えれば本当に償えるのか」と自問自答を続ける葉留。そんなある日、かつて葉留が起こした事件により、加害者家族となってしまった姉・小松原奈津が、美容室を客として訪れる——。

この度、本作の主演・奈緒をはじめ、既に発表されている夏帆、成海璃子、光石研、小林聡美に続き、物語を個性豊かに彩るキャスト陣が新たに解禁された。彼らは、主人公・葉留が自身と向き合い、変化していく上で重要な人物たちを演じる。

美容室を取材のために訪れる新聞記者・芦原志穂役には祷キララ。ある理由から髪を切る決断をしたヘアモデル・一井彩役には中島セナ。葉留の姉・奈津（夏帆）との結婚を望む恋人・津田翔太役に上川周作。葉留の元交際相手・波沼弘樹役を中島歩が演じる。

また、中島セナ演じる彩の母であり、娘とわだかまりを抱えつつも支えようとする一井典子役には西田尚美。受刑者であり、美容師免許の取得を目指す美容科訓練生・佐藤望役には長井短。葉留の向かいの単独室にいる受刑者・二村役を広岡由里子が務める。

さらに、公民館の世話役・曽根を伊勢志摩、葉留の母・小松原亜希役に朝加真由美、美容室の常連客・鈴木公子役には由紀さおりが決定。主演の奈緒とドラマ『春になったら』で親子役として共演して以来、約1年半ぶりの再共演となる木梨憲武の出演も発表された。

あわせてPR映像が解禁された。やさしい雰囲気に包まれながらも、奈緒演じる主人公・葉留を中心に、刑務所内での生活をリアルに映し出している。葉留が自ら犯してしまった罪とどう向き合っていくのか、そしてバラエティに富んだ豪華キャスト陣がどのように物語に関わっていくのかが描かれ、本作への期待がより高まる仕上がりとなっている。

制作スタッフや主演の奈緒をはじめ、成海璃子、小林聡美らも、原作のモデルとなった岐阜県・笠松刑務所を訪れ、それぞれの役どころを丁寧に作り上げるための準備を重ねた。さらに法務省矯正局の協力のもと、実際の刑務所内で撮影を行うなど、リアリティを追求。一つひとつの描写が細部まで丁寧に描き出されている。

ひとりの受刑者と、社会を生きる女性たちの人生が交錯する。感動必至の、やさしくてあたたかな「再生」の物語が、今、幕を開ける。

連続ドラマW-30『塀の中の美容室』は、WOWOWにて2025年8月22日午後11時より放送・配信スタート。