中島裕翔、ベルリン映画祭からの凱旋舞台挨拶で「ただいま~!」現地での思い出語る

#Hey! Say! JUMP#ジャニーズ#中島裕翔##マンホール#奈緒#熊切和嘉

(C)2023 Gaga Corporation/J Storm Inc.
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Hey! Say! JUMP・中島裕翔が2月25日、都内で行われた『#マンホール』の大ヒット御礼舞台挨拶に共演の奈緒、熊切和嘉監督と共に登壇した。本作にまつわるトークで会場を盛り上げた。

・Hey! Say! JUMP中島裕翔“どん底”へ転落するハイスペック男に「人間の闇を引き出すために頑張りました」

中島裕翔、現地ベルリンでは「新たな発見もあった」

本作の主人公は営業成績No.1で上司や同僚の信頼も厚く、社長令嬢との結婚も決まったハイスペック男の川村(中島)。しかし結婚式前夜のパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまったことから、どん底へと転落していく。

ベルリンから無事帰国した中島は「ただいま~!」と詰めかけたファンに帰国報告。公開から早くも2週間が経過したが「一緒に仕事をしている方々が見てくれて、バラエティーのときの僕とは違うので、みんな驚かれていました。特に最後、どんどん人格が変貌していく狂気に満ちたシーンにはビックリされていました」と周囲の好意的反応を紹介していた。

本作は、現在開催中の第73回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に正式招待され、現地時間2月20日に上映された。現地の盛り上がりについて中島は「自分の映画を現地の方々に観てもらうのは不安もあったけれど、皆さん感情豊かに鑑賞してくれた。ここで笑うんだ!? という新たな発見もあって、楽しんでいただけたようで嬉しかったです」と感激。熊切監督も「本作にはブラックコメディ要素を込めたつもりだったので、最後にドッとウケたのが嬉しかった」と手応えを得ていた。

スクリーンには中島と熊切監督の2人が現地滞在する様子をとらえた写真が投影された。まずはレッドカーペットでの一コマ。リラックスしたような表情を浮かべる中島だが、心中は「いたるところからカメラマンの『こっち向け!』という声掛けがあったので焦っていました」と告白。記者会見前の一コマでは、口元に人差し指を当てる“ネタバレ厳禁”ポーズを披露。中島「カメラマンからジェスチャーを求められたので日本でもやっているポーズをしました」と話した。

中島が両手に料理の乗った皿を持って満面スマイルを決めるランチ中の一コマが映し出された。これに中島は「一泊三日の旅をこいつめっちゃ楽しんでいる!」と自らにツッコミながら「シュニッツェルやカレー味のソーセージを食べてビールを飲んで」と楽しそう。さらにはベルリン国際映画祭のシンボル、ベルリナーレベアのパネルの横でベルリナーレベアのポーズを決める中島の姿を捉えた1枚も。中島が「ポーズのポイントは踵!熊の再現度は高いです」と自画自賛すると、現地参加できなかった奈緒は「こんな修学旅行のような写真を見せられるとは思わなかった…」と大爆笑で、中島も「もうバカっすね~!修学旅行の男子みたいになりました!」といい思い出になっていた。そして日本で見守った奈緒には、熊切監督&中島から映画祭の公式グッズであるポーチや湯たんぽ、ノートがベルリンのお土産としてプレゼントされた。

さらにこの日は、本作が韓国、台湾、香港、マカオ、メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチン、ペルーなど70の国と地域で配給されることが決定。中島は「これだけの世界の方にこの映画が広がると思うとワクワクする。マンホールが怖くなる世界が増えるのは楽しみです!」と期待した。

また奈緒が声だけの出演であること、黒木華が出演していること、中島が一人二役である“ネタバレ”も大解禁。声のみ出演の発表に奈緒は「やっと言えるよ!心が楽な状態で立てる舞台挨拶は嬉しい!」と重荷から解放された様子で、中島は一人二役に触れて「一人二役は難儀でしたが、映画の中で皆さんをダマせると思うと楽しかった」と笑顔だった。

黒木からの「ワンシチュエーションものの映画は好きで、この作品の脚本も面白く読ませていただきました。熊切さんは、ほんわかした雰囲気で、お芝居を楽しそうに見てくださるところが印象的で、優しい方でした。中島さんとは以前に舞台『ウェンディ&ピーターパン』で共演しているのですが、すごく真面目で紳士的な方だったので、この役をどのように演じるのか楽しみでした。今回も変わらずバキバキの体で凄かったです。先が読めない面白い作品になっているので、ハラハラしながら観ていただき、驚いてくれたら嬉しいです」というメッセージが読み上げられた。黒木に「バキバキの体」を指摘された中島は「『ウェンディ&ピーターパン』も動きが激しい舞台で、この映画でも動きを求められたので…」と照れていた。

最後に主演の中島は「この作品は自分が役者の面としてやっていきたいことや参加したかったものが全て詰まっています。それを世界中の方々に観てもらえるのはありがたいこと。僕は本作のチームが大好きなので、これからも『#マンホール』を愛してほしいです」とさらなる大ヒットを呼び掛けていた。