ディカプリオ、アカデミー賞4冠のイニャリトゥ監督作で初オスカー狙う!?

『レヴェナント:蘇えりし者』
(C) 2016 Twentieth Century Fox
『レヴェナント:蘇えりし者』
(C) 2016 Twentieth Century Fox

レオナルド・ディカプリオを主演に、2015年アカデミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞の最多4部門に輝いた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める話題作『レヴェナント:蘇えりし者』が、2016年春に日本公開されることがわかった。

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本作はアメリカ西部の広大な未開拓の荒野が舞台。狩猟中に熊に喉を裂かれ瀕死の重傷を負い、狩猟チームメンバーの1人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)から置き去りにされてしまったヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)が、“生きる”という純然たる意志だけを武器に、大自然の脅威の中、厳しい冬の寒さに耐え、交戦中の部族の熾烈な襲撃を交わし、フィッツジェラルドに復讐をはたすため、約300キロの旅を生き延びようとする姿が描かれている。

ディカプリオが演じるのは、主人公のヒュー・グラス役。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』『ギルバート・グレイプ』と、これまでに4回アカデミー賞にノミネートされながらも無冠の彼が、悲願のオスカー獲得を狙う。

対するジョン・フィッツジェラルド役には、『ダークナイト ライジング』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディが扮する。ディカプリオとの共演は『インセプション』以来5年ぶりとなる。

原作は、ヒュー・グラスの実話にインスパアされたマイケル・パンクによる同名小説。衝撃的な展開と壮絶なサバイバル、そして自然と自らの運命に抗った1人の男の再生を描くドラマは、今年12月25日に北米で限定公開。2016年1月8日に全米公開という興行を設定していることもあり、2016年のアカデミー賞レースの大本命との呼び声も高い。はたしてイニャリトゥ監督は2年連続オスカー受賞となるか? そしてディカプリオが初の栄冠に輝くか? その賞レースの行方には、早くも世界中からの注目が集まっている。

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