関ジャニ∞の渋谷すばるが初の映画単独主演で「長くしていた髪を、バッサリと…」

二階堂ふみ
二階堂ふみ
二階堂ふみ
山下敦弘監督

関ジャニ∞の渋谷すばる初の映画単独主演作となる『味園(ミソノ)ユニバース』の製作が決定し、2015年2月よりギャガ配給にて全国公開されることがわかった。

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同作は大阪を舞台に、人生を踏み外し“歌うこと”以外すべての記憶を失った男が、あるバンドとそのバンドマネージャーの少女との出会いをきっかけに、過去の自分と向き合い、現在の自分との間で揺れ動きながらも、自身を見つけ出そうとする物語。

渋谷が演じるのは、主人公の“記憶を失った男”。人を寄せ付けない凶暴さをもちながら、どこか繊細で不器用、歌においては圧倒的な実力を発揮するという役柄だ。関ジャニ∞の中でも異彩を放ち、抜群の歌唱力で人々を魅了する渋谷はまさに適役。『エイトレンジャー』と『エイトレンジャー2』で関ジャニ∞のメンバーと共に主演をつとめてきたが、今回は初の単独主演作で、俳優としての新たなる一歩を踏み出す。

ヒロイン役には、『ヒミズ』で第48回ヴェネチア国際映画祭・最優秀新人賞を受賞した二階堂ふみ。今回、彼女が演じるのは、高校を中退し、痴呆症の祖父と2人で暮らしながら、好きなバンドのマネージャーと古びたスタジオの経営で生計をたてる変わった少女。一方、監督には『苦役列車』や『マイ・バック・ページ』の山下敦弘。リアリティーある世界観と現実に向き合う登場人物を魅力的に描くことに定評のある山下監督が、渋谷をどう演出するのかにも注目だ。

今回の映画について渋谷は「クランクイン目前となり、今は撮影に入れることをとても楽しみにしています。山下監督には、すでに何度かお会いして、色々とお話をさせていただいているのですが、髪型もそのひとつで、今回撮影に向けて今まで長くしていた髪を、監督と相談しながら、バッサリと切りました!」とコメント。

演じる役柄については、「事前にあまり作りこんだり、深く考えこんだりはせずに、音楽をやっている時と同じような感覚で、現場に入って、その時その時感じたことを表現していけたらいいなと思っています」と語り、「劇中では、ライブシーンもあるので、今からどんな風になるのか、どんな感じでやれるのか、楽しみにしています。普段、関ジャニ∞というグループで活動しているので、この作品では、そんな<関ジャニ∞の渋谷すばる>とは違う、新しい一面をお見せできる機会になると思います。渋谷はこういうこともやるんだ、こういう一面もあるんだというのを見たり、知ったりしていただける作品にできるよう取り組んでいければと思います」と語っている。

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