リドリー・スコット製作総指揮のドキュメンタリー、テーマは“ドーナツ”！

#アメリカンドリーム #カンボジア #テッド・ノイ #ドーナツキング #ドキュメンタリー #リドリー・スコット #内戦 #難民 #アリス・グー 2021.08.19

難民からチャンスをつかんだアメリカンドリーム

リドリー・スコットが製作総指揮を務め、昨年のSXSW映画祭で絶賛された、全米の “ドーナツ王”と呼ばれた男の人生に迫った驚きのドキュメンタリー『ドーナツキング』が11月12日より公開されることが決定、あわせてポスターが公開された。

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公開されたポスターには、無数のドーナツに囲まれたドーナツキングことテッド・ノイの姿が。そこには、「誰もが大好きなドーナツの誰も知らない驚きの真実」というコピーが添えられ、決して甘いだけでは終わらなさそうな裏側に横たわる真実が明かされることを匂わせる。

リドリーは、「テッドのような複雑なキャラクターに心惹かれるからです。彼は、何もないところから出発し、ビジネスの手腕と家族全員の勤勉さで、アメリカンドリームを成し遂げた人物。この作品は、我々が生きるこの時代に重要な意味を持つ映画と言えます。難民がチャンスを得たとき、何が起こるのかをこの映画は示してくれる。今こそ、この物語が語られるべき重要な時期なのです」と製作総指揮を務めることになった理由を述べている。

業界の裏側からカンボジア内戦や難民問題まで、ドーナツ王のルーツにさかのぼる

本作品は、ドーナツ店の経営を始めて資産2千万ドル（日本円で約22億円）を所有することになったカンボジア人男性、テッドの人生に迫るドキュメンタリー映画。

誰もがうらやむアメリカンドリームを掴んだ彼は、なぜアメリカに渡り、いかにして現在も脈々と継がれるドーナツ店経営に至ったのか……その人生をたどると、カンボジア内戦、難民問題、大手チェーン店 vs 個人経営店の構図を描く最新のドーナツ業界事情まで、幾多の困難を乗り越えながら、思いもよらぬ方向へ転がり続けた人生と、数奇なエピソードの数々が明らかとなる。

監督は、新人ながら昨年のSXSWでその才能を絶賛された注目の女性監督、アリス・グー。

『ドーナツキング』は、11月12日より全国公開される。