ジェイミー・リー・カーティス、ベット・ミドラーもXのアカウントを削除
11月5日のアメリカ大統領選挙で共和党のドナルド・トランプ氏が次期大統領に選出されたのを受けて、対立する民主党支持者のセレブたちがSNSの「X」(旧Twitter)から離脱し続けている。
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Xは、この度トランプ大統領政権下で新設される政府効率化省(DOGE)のトップに就任するイーロン・マスク氏が2022年に「Twitter」社を買収し、2023年に「X」に名称変更が行われたが、度重なる規約改定や仕様変更への不満や、有害なコメントやヘイトスピーチの増加に嫌気がさして別のプラットフォームに移行するユーザーも出てきている。
彼らの多くが新たに選ぶのはTwitterの共同創業者のジャック・ドーシーが発案したSNSの「ブルースカイ(Bluesky)だ。当初は招待制だったが、今年2月に一般公開され、11月の大統領選後の1週間で全世界で1500万人以上のユーザーを獲得した。
ユーザーには、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督で現在はDCスタジオの共同会長兼CEOを務めるジェームズ・ガン監督、ニューヨーク州議会議員のアレクサンドリア・オカシオ=コルテス、作家のスティーブン・キング、『スター・トレック』シリーズのウィリアム・シャトナーやパットン・オズワルト(『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』)、Xで熱心に政治関連の投稿をしてきたジョン・キューザック、モデルのクリッシー・テイゲンなどが名を連ねている。
ラッパーのリッゾはインスタグラムのアカウントに「インターネットが嫌い。とにかく、私はブルースカイに参加しました。2024年に有害なものから抜け出すために」と13日(現地時間)に投稿し、笑顔の絵文字とブルースカイのページへのリンクを追加した。
Xにもアカウントは残してあるが、昨年9月以来となる最新の投稿はブルースカイへのリンクだ。TikTokにもブルースカイのアカウントページのスクリーンショットを投稿し、「#thegreatdigitalmigration」とキャプションをつけている。
オスカー受賞俳優のジェイミー・リー・カーティスやベット・ミドラーも大統領選挙の結果を受けてXのアカウントを削除した。
また、イギリスの「ガーディアン(The Guardian)紙はXを「有害なプラットフォーム」と指摘し、複数のアカウントを運営するXにおいて今後の投稿を停止すると13日(現地時間)に発表した。
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