登坂広臣、5年ぶりの恋愛映画『雪の華』出演への葛藤を明かす

#雪の華

登坂広臣
登坂広臣
登坂広臣
中条あやみと登坂広臣
中条あやみ
中島美嘉
左から浜野謙太、高岡早紀、登坂広臣、中条あやみ、中島美嘉、田辺誠一、橋本光二郎監督
登坂広臣
中条あやみ
中島美嘉
田辺誠一
高岡早紀
浜野謙太
橋本光二郎監督
高岡早紀
中条あやみ

映画『雪の華』ジャパンプレミアが1月24日に東京ドームシティホールで行われ、W主演をつとめた登坂広臣(三代目J Soul Brothers)と中条あやみをはじめ、高岡早紀、浜野謙太、田辺誠一、橋本光二郎監督、サプライズゲストとして歌手の中島美嘉が出席。登坂は『ホットロード』以来、約5年ぶりの恋愛映画出演となったが「なかなか踏ん切りがつかなかった」と葛藤したことを明かしていた。

『雪の華』ジャパンプレミア、その他の写真

本作は、中島美嘉の名曲「雪の華」にインスパイアされたラブストーリー。余命1年と宣告された美雪(中条)が、ひったくりから自分を救ってくれたガラス工芸家を目指す青年・悠輔(登坂)との出会いによって、人生を前向きに生きようとする姿を東京とフィンランドの美しい風景とともに描く。

登坂は3年近く前に本作の企画を聞いたというが「出演に踏ん切りがつかず、いろいろな方に相談した」とかなりの葛藤があったことを明かす。それでも「スタッフや共演者の方と顔を合わせて現場で作品を作り上げる作業は、自分にとってかけがえのない経験になりました。今は出演してよかったと思っています」と胸を張った。

昨年2月から約1ヵ月フィンランドロケを行った本作。橋本監督がフィンランドで行われたプレミアでスタンディングオベーションが起こったことを報告すると、登坂は「チーム一丸で作った作品が、国を超えて受け入れてもらえるのは嬉しい。フィンランドは僕にとって、懐かしい思い出の地になりました」と笑顔を見せる。それでも厳冬のロケは過酷だったようで「監督にむちゃぶりされて、鞭打って撮影に臨みました」と苦笑いを浮かべていた。

また、初共演となった中条について登坂は「メディアやCMなどを見ていてクールな印象を持っていたのですが、話をすると、とても人懐こくて、誰からも愛されるキャラクター」と称賛すると、中条も「最初は、話しかけても『うん』ぐらいしか言ってくれない人かと思っていたのですが、積極的に話しかけていただき、ごはんも誘っていただきました」と共演前とは大きく印象が変わったことを明かしていた。

この日は、作品のモチーフになった「雪の華」を歌うアーティストの中島がサプライズで登場。「世代を超えて愛していただけて嬉しいです」と自身の楽曲が映画になったことへ喜びを見せると「雪の華」を生披露。会場は中島の歌声に酔いしれていた。

『雪の華』は2月1日より全国公開となる。