スタジオコロリドの長編アニメ『雨を告げる漂流団地』が3週連続ランクイン

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雨を告げる漂流団地
長編アニメーション映画『雨を告げる漂流団地』
(C) コロリド・ツインエンジンパートナーズ
雨を告げる漂流団地
(C) コロリド・ツインエンジンパートナーズ

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、視聴時間で人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今回「ムビコレ」がピックアップするのは、Netflixにて配信中の長編アニメーション映画『雨を告げる漂流団地』。9月16日(金)から配信が開始され、グローバル&日本ともに3週連続でランクイン。配信と同日に劇場公開もされている。

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『泣きたい私は猫をかぶる』のスタジオが贈る冒険ファンタジー

ある夏の日、取り壊しが進む「おばけ団地」に友人と忍び込んだ小学6年生の航祐(声:田村睦心)は、以前、祖父の安次が住んでいた団地の部屋で幼なじみの夏芽(声:瀬戸麻沙美)が眠り込んでいるのを見つける。かつて2人は安次に見守られながら姉弟のように暮らしていたが、安次が亡くなってからはギクシャクした関係に…。目覚めた夏芽は航祐たちに“のっぽくん(声:村瀬歩)”という謎の少年の話をするが、そこへ航祐に好意を寄せる令依菜(声:水瀬いのり)とその友人の珠理(声:花澤香菜)がやってきて口論へと発展。夏芽に危険が迫った次の瞬間、航祐たちは団地が大海原を漂流していることに気づく。

(C) コロリド・ツインエンジンパートナーズ
(C) コロリド・ツインエンジンパートナーズ

本作は『ペンギン・ハイウェイ』、『泣きたい私は猫をかぶる』を手がけたスタジオコロリドが夏の終わりに贈る冒険ファンタジー。約60年前に建設された古い団地を舞台に、突然、不可思議な状況に陥ってしまった少年&少女のひと夏の出会いと別れを描く。

両親の不仲に苦しんできた夏芽は、安次&航祐と過ごした楽しい思い出がいっぱい詰まった団地に並々ならぬ想いを抱いている。そんな夏芽の悲しい気持ちなど気づきもしない航祐は、なぜ彼女が態度を変えたのか理解できず、素直に話しかけることもできない。この“すれ違いのもどかしさ”は傍目から見ても切なく、青春時代をホロ苦い思いで振り返る人も多いハズ。大人たちが一切いない団地に取り残された航祐たちが直面するトラブルにはハラハラさせられるが、青空の下で白い波頭を立てながら大海原を突き進む団地というシュールな光景は一見の価値ありだ。

日本とグローバルともにTOP10入りをキープ!

『雨を告げる漂流団地』は、日本(映画)TOP10で配信1週目は第1位、2週目は第2位、続いて今週の集計(9月26日~10月2日)でも第3位にランクイン。グローバル(映画/非英語)においても配信1週目は第10位、2週目は5位、今週は第9位とTOP10入りをキープしている。(文:足立美由紀/ライター)

『雨を告げる漂流団地』は Netflix全世界独占配信中&日本の劇場にて公開中。

【Netflix日本Top10(映画)/9月26日~10月2日】
1位『喜劇 愛妻物語』
2位『LOU ルー』
3位『雨を告げる漂流団地』
4位『ブロンド』
5位『マトリックス レザレクションズ』
6位『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』
7位『リベンジスワップ』
8位『真夏の方程式』
9位『闇金ウシジマくん』
10位『アテナ』

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