夫との出会いと別れ、女性や移民であることによる差別…天才科学者キュリー夫人が歩む激動の人生

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『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』
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『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが苦悩する女性科学者を熱演

『ペルセポリス』(87年)のマルジャン・サトラピが監督を務めた新作映画『RADIOACTIVE』が、邦題『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』として10月14日より日本公開されることが決定した。これに併せてメイン写真が解禁された。

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その名を誰もが一度は聞いたことがある歴史上の偉人、キュリー夫人。1903年にノーベル物理学賞、1911年に同科学賞を受賞する快挙を成し遂げ、現在も同賞を2度受賞したことのある唯一の女性である。

彼女が夫とともに発見した放射性元素は科学の常識を覆し、がん治療に活用されて多くの人々の命を救った一方、核兵器として戦争の道具にも使われることとなった。本作はそんな彼女の業績の裏に隠れた愛する夫との出会いと別れ、女性や移民であることで差別を受けてきた激動の人生の“光と影”に焦点を当てた衝撃の実話となっている。

キュリー夫人を演じたのは、『ゴーン・ガール』(14年)のロザムンド・パイク。公私ともに支えあった夫ピエールには、『マレフィセント』シリーズのサム・ライリー。研究所の同僚ポールは『どん底作家の人生に幸あれ!』(19年)のアナイリン・バーナード。母の才能を受け継いだ娘イレーヌを『ラストナイト・イン・ソーホー』(21年)のアニャ・テイラー=ジョイが演じた。

監督は『ペルセポリス』の鬼才マルジャン・サトラピ。『ワンダー 君は太陽』(17年)のジャック・ソーンによる脚本を得て、キュリー夫人の揺れ動く心情を丁寧に描いている。

今回解禁となったメイン写真は、パイク演じるマリ・キュリーが、難解な数式の書かれた黒板を背景に、どこか遠くを見つめている様子が切り取られている。その表情からは激動の人生を歩んできた彼女の揺るがない自信と研究への強い情熱を感じることができる。

『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』は10月14日より劇場公開される。

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