北村匠海、阿部寛を「とてもチャーミングな方でした」

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(C)2022 『とんび』 製作委員会
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阿部寛北村匠海が共演、親子の不滅の絆を描く“家族の物語”『とんび』が48日より全国公開される。今回、本作品の魅力に迫る特番映像と場面写真が公開された。

 ・『とんび』場面写真6点はこちら!

 

 重松清による不朽の名作小説「とんび」を初映画化!

幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く、重松清による不朽の名作小説「とんび」。今この時代にこそ届けたいと、初の映画化が実現した。主人公の、破天荒ながら愛すべき父・ヤス役には、『テルマエ・ロマエ』『下町ロケット』などの大ヒット作で、圧巻の表現力と存在感を放つ阿部寛。

ヤスの息子・アキラ役には、若手実力派の中でも突出した才能を発揮する『君の膵臓をたべたい』(17年)『東京リベンジャーズ』(21年)の北村匠海。さらに、多くの深遠な物語をエンターテイメントとして昇華させてきた監督・瀬々敬久の元に、薬師丸ひろ子、杏、安田顕、大島優子、麻生久美子、他豪華キャストが集結。古き良き時代の物語にとどまらない、新たな時代への希望を予感させる、今、そして未来へ繋がる家族の絆の物語を生み出した。

今回公開されたのは、北村が本編映像に合わせて『とんび』の魅力をナビゲートする「公開記念特番」の映像。

「親と子というものは絶対に切り離せなくて、無償の愛というものは存在すると改めて感じた作品ですね」そう語るのは、本作品で阿部寛演じる主人公ヤスの息子・アキラを演じた北村だ。

昭和37年。亡き妻への悲しみに暮れる暇もなく、不器用だが懸命に、男手一つで息子を育てる父・ヤス。母の死の真相を知りたがる息子・アキラに、ヤスはたった一度の大きな嘘をついてしまう……「お母さんは、お父さんを助けて死んだんじゃ」。

本作品のオファーを受けた北村は、「人は誰しもが自分を産んでくれた親という存在がいて、自分もまた親になって……そうやってバトンが渡されていく尊さを感じました。作品のメッセージと登場人物の生き方がリンクしている作品に、僕は初めて出会いました」と語る。

自身が演じたアキラについて、「とてもピュアで真っ直ぐな役柄だったので、難しいことを考えずに演じました。とにかく(父親役の)阿部さんの懐に、アキラと同じように飛び込んでぶつかっていく。そういう所を意識していました」と、皆がその成長を見守りたくなる、愛すべき息子・アキラが生まれた秘話を明かした。

さらに初共演となる阿部について、「子どもの頃から色々な作品を見てきましたが、実際にお会いするととてもチャーミングな方でした。芝居の中での言葉ひとつひとつが重く、父親としての阿部さんの思いを、肌で感じることができました」と、阿部と北村は役を超えた親子の強い絆で結ばれ、撮影に望んだという。

そして、「中々人に会えず、色々なことに縛られている今の時代ですが、この作品の持つ暖かい愛情が、縮こまった心を解してくれると思います」と、本作品に込めた思いを明かした。

昭和から平成、そして令和を不器用ながらも懸命に生きた父と息子の姿を、特番映像と共に感じてみよう。

『とんび』は48日より全国公開される。

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