視聴率のためならモラル無視? ロバート・パティンソン×A24『プライムタイム』日本公開決定
#A24#プライムタイム#ランス・オッペンハイム#ロバート・パティンソン
過激化するテレビ番組と報道の倫理を鋭く問う
ロバート・パティンソン主演、A24が贈る最新作『プライムタイム』が、全米大ヒットスタートを受け、2027年1月22日より日本公開されることが決定。あわせて、日本語字幕付きUS版本予告が解禁された。
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本作の舞台は、テレビが全盛期だった2000年代初頭の米国。のちにテレビ界を席巻するリアリティショーの先駆けともいえる時代だ。米NBCのニュース番組『Dateline NBC(デイトライン エヌビーシー)』内で放送されていた「To Catch a Predator(トゥ・キャッチ・ア・プレデター)」は、ネットで未成年者を狙う大人を「おとり」で誘い出し、隠しカメラで犯罪の瞬間を暴く人気企画だった。
番組が社会現象となる一方、司会者のクリス・ハンセン(パティンソン)は、さらなる高視聴率と大スクープを追い求めるあまり、ターゲットへの追及を過激化させていく。視聴者を熱狂させる反面、法とモラルの境界線を踏みにじる彼の暴走は、やがてジャーナリズムとしての倫理を激しく問われる事態へと発展していく——。
9月25日より全米で公開された本作は、初日からランキングで首位争いを繰り広げ、オープニング3日間(9月25~27日)で興行収入約1920万ドルを記録。A24作品の歴代オープニングとしても、『バックルームズ』(26年)『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(24年)に次ぐ歴代3位となる大ヒットスタートを切り、各映画レビューサイトでも高いスコアを獲得している。
先日行われた第83回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で上映された際にも大きな注目を集め、約8分間におよぶ熱狂的なスタンディングオベーションを浴びた。「ドキュメンタリー界の異端児オッペンハイムによる、見事な劇映画デビュー作」「目が離せない、スリリングな体験」と絶賛が相次いだ。
特に、実在のジャーナリストをモチーフにした複雑な人物像を見事に演じ切ったロバート・パティンソンには、BBCやTIME誌をはじめとする海外主要メディアから「キャリア史上屈指の怪演」「主演男優賞ノミネート確実」といった絶賛の声が寄せられ、各国の批評家から高い評価を得ている。
また、報道の倫理や過激化するメディアの裏側を描いたテーマ性が、映画ファンのみならずSNS上でも大きな反響と議論を呼んでいる。映画批評サイトRotten Tomatoes(ロッテン・トマト)では、ベネチア上映直後に批評家支持率90%超を記録。多くのレビューが出そろった現在も高い支持率を維持しており、批評家の間では「今年を代表する圧倒的注目作」との呼び声も高い。全米での熱狂が冷めやらぬ中、満を持して決定した日本公開への期待もさらに高まっている。

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今回解禁された日本語字幕付きUS版本予告は、潜入部屋に足を踏み入れた男に対し、クリス・ハンセンが「Dateline NBCのクリス・ハンセンだ」と静かに語りかける、衝撃的なおとり捜査の瞬間から始まる。
各局が競い合う、一日のうちで最もテレビ視聴率が高くなる時間帯であり、本作のタイトルでもある「プライムタイム」への昇格とともに、当時全米で社会現象を巻き起こしたメガヒットドラマを引き合いに、「“LOST”よりデカくなる」と番組制作が勢いづく様子が映し出される。
しかしその裏では、大物ターゲットを狙うあまり、おとり役の演者をマインドコントロールに近い形で追い詰めていくハンセンの過激な執着と狂気が浮かび上がる。その暴走は警察をも巻き込む大騒動へと発展。単なる番組制作の裏側にとどまらない、全編にわたるスリリングな展開を予感させる映像となっている。
『プライムタイム』は2027年1月22日より全国公開。
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