実話を映画化した逆転エンターテインメント、冤罪事件の真相へ迫
内野聖陽を主演に迎え、大阪の不動産デベロッパー社長・山岸忍の身に起きた実際の事件を映画化した『負けへんで』より、竜星涼、石丸幹二、藤本隆宏、美村里江の出演が発表。あわせて、特報映像が解禁された。
・検察VS社長、逆転の法廷リベンジ! 内野聖陽が冤罪被害者役『負けへんで』映画化
・【動画】【内野聖陽×松本若菜】無実なのに逮捕…有罪率99.9%への逆襲/映画『負けへんで』特報
本作は、実際に起きた事件をもとに、『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイヤ』『シャイロックの子供たち』の本木克英監督が描く逆転エンターテインメント。原作は、2019年に大阪の不動産デベロッパー社長・山岸忍氏が自身の実体験を綴った同名書籍だ。
主人公・藤堂繁を演じるのは、無実の罪で逮捕され、地位も名誉も自ら築き上げた会社さえも失う男を演じる内野聖陽。藤堂を執拗に追い詰める検事・鈴鳴通子役を松本若菜、藤堂の無実を信じて支え続ける君塚大作役を北村一輝が務める。
2019年、東証一部上場の不動産デベロッパーの社長を務める藤堂は、3年前の学校用地買収をめぐり、関西地検から事情聴取の呼び出しを受ける。検事・鈴鳴はフレンドリーに接するが、48日後、藤堂は30億円の業務上横領容疑で逮捕。すでに逮捕されていた学校の理事長と、藤堂の部下である社員・木下との共謀が疑われていたのだった。
拘置所に収監された藤堂を待ち受けていたのは、屈辱的で孤独な日々だった。勾留が続く中、藤堂は一代で築き上げた会社を守るため、自ら社長を退任する。絶望の淵に立たされた藤堂のもとに、恋人・美奈から一通の手紙が届く。そこには、藤堂を支える覚悟と「負けないで!」という言葉がつづられていた——。
このたび解禁されたのは、主人公・藤堂(内野)とともに冤罪を晴らすべく奔走する最強弁護士軍団のキャスト。現役裁判官でありながら、弁護士職務経験中に藤堂と出会い、司法に疑問を抱いて正義に目覚める東幸紀役を演じるのは、『トイ・ストーリー5』(26年)でフォーキー役を務め、『VIVANT』の日曜劇場続編への出演も発表されている竜星涼。
竜星は原作について、「理不尽という現実が、こんなにも簡単に人の人生を変えてしまうことへの怒りが胸に残りました。それでもなお、真実を信じ、希望を手放さずに歩み続ける人たちの強さに深く心を動かされました」とコメントを寄せた。
無罪請負人の異名を持ち、証人尋問のエキスパートとして法廷で検察側の矛盾を追及する弁護士軍団最後の切り札・大和田政樹役には石丸幹二。劇団四季でミュージカル『オペラ座の怪人』のラウル子爵役としてデビューし、退団後は舞台に加え映像や音楽など幅広く活動。近年は『緊急取調室 THE FINAL』(23年)『雪風 YUKIKAZE』(25年)、『京都人の密かな愉しみ』などに出演している。
これまで冤罪事件を扱った舞台作品に出演してきた石丸は、本作が実話をもとにしていると聞き身が引き締まる思いだったと明かし、「「負けへんで」は自身を鼓舞する言葉です。内野聖陽さん演じる藤堂は、強弱あわせもつ『負けへんで』を体現し、大和田役の私の心を鋭く打ち、ついには背中をぐいぐい押してきました。それに応えて、我ら弁護士チームがどのように “技”を見せていくか。本木監督のご指導のもと、リアルに築いていったつもりです」と撮影を振り返った。
事件発覚当初から藤堂の相談を受け、逮捕の可能性をいち早く見抜き、弁護士軍団を率いる中嶋圭樹役を演じるのは藤本隆宏。競泳選手として2度のオリンピックに出場した経歴を持ち、近年は『雪風 YUKIKAZE』(25年)や『クジャクのダンス、誰が見た?』などに出演している。
藤本は、「大切にしていたのは、この作品の信念、執念、無念、そして念願。念という文字のまま今の心、撮影本番のその瞬間に生まれた心に身を委ねて演じさせていただきました」と語り、中嶋役への思いを明かした。
さらに、拘置所での長期勾留により限界を迎えた藤堂を励ます手紙を送る恋人・林美奈役には美村里江。『ビギナー』で主演デビューを果たし、現在は俳優業に加え、エッセイや書評の執筆など幅広く活動している。
美村は本作について、「程よくデフォルメされポップで笑える表現を散りばめつつ、手に汗握る法廷劇の終盤から、人生讃歌として多くの方の心にじわりと広がる作品であると思います」とコメントした。

(C)2026「負けへんで」製作委員会
それぞれのキャラクタービジュアルも解禁。起訴されると99.9%以上の確率で有罪となる日本の刑事裁判において、“絶対不可能”をひっくり返す不屈の弁護士チームの全貌が明らかになった。
また、昨年秋に撮影され、先日完成したばかりの本編映像を使用した特報映像も解禁された。映像は、検事・鈴鳴(松本)から逮捕状を突きつけられ、思わず声を上げる藤堂(内野)の姿から幕を開ける。冤罪を晴らすため法廷に挑む藤堂と弁護士軍団、拘置所でやり場のない怒りを壁にぶつけ、看守に取り押さえられながらも、一通の手紙を読んで涙を流す藤堂の姿が映し出される。
さらに、「証拠」「崩壊」「証言」「反転」「黒幕」「真相」という印象的な言葉が次々と映し出され、冤罪事件の裏に隠された真実への謎を深めていく。検事や弁護士軍団、恋人・美奈(美村)、友人・君塚(北村)らが見せる怒り、涙、不敵な笑みなど、さまざまな感情が交錯し、緊迫感あふれる映像に仕上がっている。
■竜星涼
人は何を信じ、何のために戦うのか。原作を読んだとき、理不尽という現実が、こんなにも簡単に人の人生を変えてしまうことへの怒りが胸に残りました。それでもなお、真実を信じ、希望を手放さずに歩み続ける人たちの強さに深く心を動かされました。迷い、葛藤しながらも、自分なりの正義を探し続ける東。彼がたどり着いたその答えが、皆さんの心にも静かに届くことを願っています。
■美村里江
オファーを頂いて内野さんとの共演が何より楽しみでしたが、追加キャストを教えて頂くとすごい先輩ばかりで、しかも本木監督! ずっと撮影を心待ちにしておりました。
反面、内容は現在進行形のデリケートな部分も含み、私の演じる林美奈は物語性を引き立たせるために配置された役なので、バランスには注意を払おうと原作を読んで勉強いたしました。
撮影時、山岸さんご本人にご挨拶が叶った際、役名と役設定を軽くお話ししたのですが「???」というお顔のままで、本当に安易に分かったフリとかなさらない実直な方なんだなぁと妙に感激し、より強く映画内と現実が繋がりました。
程よくデフォルメされポップで笑える表現を散りばめつつ、手に汗握る法廷劇の終盤から、人生讃歌として多くの方の心にじわりと広がる作品であると思います。
劇場でご覧いただけますと嬉しいです。
■石丸幹二
これまで、冤罪事件に関わる舞台作品を何度か経験してきました。演技とはいえ、そのつど、絶望のどん底につきおとされて慟哭し、魂が抜き取られるような無力感を味わいました。そしていつも、「なぜなんだ?」という問いに苛まれてきました。
今回は弁護士という役どころ。しかも実話に基づく作品と知り、身が引き締まる想いがしました。「負けへんで」は自身を鼓舞する言葉です。内野聖陽さん演じる藤堂は、強弱あわせもつ「負けへんで」を体現し、大和田役の私の心を鋭く打ち、ついには背中をぐいぐい押してきました。それに応えて、我ら弁護士チームがどのように “技”を見せていくか。本木監督のご指導のもと、リアルに築いていったつもりです。
今も、冤罪を晴らすべく尽力なさっている方々が大勢いらっしゃいます。この映画が少しでも多くの方々の心に届き、冤罪について考えていただける機会になれればと願っています
■藤本隆宏
タイトルから心を鷲掴みにされました。台本を読ませていただき、フィクションの要素もあるとはいえ、実在した人物や事柄を踏まえ演じないといけないと分かり、これは手強いぞと心して撮影に臨みました。でも憧れの職業の弁護士を演じられる事、とても嬉しかったです。
そして大切にしていたのは、この作品の信念、執念、無念、そして念願。念という文字のまま今の心、撮影本番のその瞬間に生まれた心に身を委ねて演じさせていただきました。
以前、何百ステージも舞台でご一緒した内野さんと久しぶりに対峙して演じることができたこともとても嬉しかったですし、監督はじめ京都のスタッフの皆様と、この作品の舞台である関西での撮影は、特別なものがありました。
そんな映画『負けへんで』。かなり武骨な作品になっていると思います! ぜひ劇場でお待ちしております。
『負けへんで』は2026年11月13日より全国公開。
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