みうらじゅんは愛を再確認、曽我部恵一は思わず叫ぶ!“フォーク・ロック”に熱中したあの頃にタイムスリップ!

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60年代から70年代にかけて多くのミュージシャンが暮らし、数々の名曲を生み出したウェストコースト・ロックの聖地、ローレル・キャニオンを巡るドキュメンタリー映画『エコー・イン・ザ・キャニオン』が、527日より全国順次公開される。今回、本編映像が公開された。

・ビートルズからビーチ・ボーイズ、そしてクリームへ…大物ミュージシャンが振り返るあの名曲のルーツ

みうらじゅん「きっとそのストレンジなテイストにシビれることでしょう」

ハリウッドのナイトクラブ街から車で5分の場所に位置するローレル・キャニオン。そこは60年代から70年代にかけて数々のミュージシャンが暮らし、互いに刺激を与え合い、ウェストコースト・ロックというジャンルを作り上げた伝説の場所。ジェイコブ・ディラン(ボブ・ディランの息子)がホストとなり、リンゴ・スター(ザ・ビートルズ)、ブライアン・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズ)、エリック・クラプトン、ジャクソン・ブラウンなど超大物ミュージシャンたちへインタビューを行い、当時の音楽に影響を受けたベックやノラ・ジョーンズなど次世代のミュージシャンらと共に数々の名曲を現代に蘇らせていく——。

今回、ウェストコースト・ロックに影響を受けたというジェイコブ・ディラン、ベック、キャット・パワー、レジーナ・スペクターが60年代におけるバンドのあり方や曲作りのスタイルとその変遷について分析し語り合う映像が新たに公開された。

さらに映画の公開に先駆けて本作を鑑賞した著名人たちからのコメントも到着。ボブ・ディランのファンとしても知られ、フォーク・ロックに精通するみうらじゅんは「きっと、そのストレンジなテイストにシビれることでしょう。僕も改めて、だから好きなんだと思いましたから」と本作でフォーク・ロックへの愛を再確認。

自身も音楽活動を行う俳優の佐野史郎は「どんなにあの音楽を蘇らせようとしても過ぎ去った時間と体は戻らない」と、6070年代のアメリカにおけるフォーク・ロック全盛期に思いを馳せた。

ハナレグミの永積崇は「懐かしいだけじゃなくて、もう一度音楽の美しさを力を奇跡を信じたくなる映画」と、作中で描かれる音楽の持つ力についてミュージシャンとして共感。

サニーデイ・サービスの曽我部恵一は「あの時代のあの場所にタイムスリップ。戻って来たぼくは、リッケンバッカーの12弦エレキが欲しくなった少年だ。とりあえず今夜はこう叫びたい。『フォークロック最高!』」と、映画に登場する数々の名曲やミュージシャンに触れ、童心に帰ったことで感じる純粋な音楽愛を綴った。

『エコー・イン・ザ・キャニオン』は527日より全国順次公開。