満足しているはずだけど何かが足りない。揺れる独身女性を田中みな実が熱演

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ずっと一人で生きるのも、しんどいなぁって

「女子をこじらせて」の雨宮まみによるエッセイを「サプリ」のおかざき真里が漫画にした伝説的コミックが原作の『ずっと独身でいるつもり?』が2021年11月19日より公開! 現代を生き抜く女性の抱える不安、寂しさ、希望をていねいに描いた作品で、田中みな実が初主演を飾る。そんな本作より、特報が解禁された!

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公開された特報映像では、本田まみ(田中みな実)が、「この年になると、ずっと一人で生きるのも、しんどいなぁって」という言葉がこぼれるところから始まる。続いて、由紀乃(市川実和子)も、まみと同じ36歳、独身。一人で生きていく自分の生活に誇りを持って生きているはずが、何かが足りない。「助け合って生きてゆくしかないよ、互助会だよ、互助会!」という言葉が飛び出す。

一方、26歳、港区在住パパ活女子、無職の美穂(松村沙友理)は、ギャラ飲み、パパ活など華やかな世界から抜け出せないことに焦りを感じている。「おばさんが張り切っているの、クソ痛いなぁ」と毒のある言葉が。そして、彩佳(徳永えり)は、36歳、ていねいな暮らし系インスタグラマー、主婦。結婚し子供にも恵まれ、傍から見ると幸せそうに見えるも、「結婚すれば幸せになると思ってた」と意味深な言葉が。それぞれの環境にある彼女たちが本当に感じていることは何か。特報の後半には彼女たちのリアルな心の叫びが描かれている。

やりがいある仕事や暮らしに充足感を得ながらも、周囲の雑音に傷つき、苦しみ、揺れる30代の独身女性の主人公を鮮やかなエンタメに昇華させたのは、『おいしい家族』『君が世界のはじまり』をはじめ、一貫して「人と人のつながり」を描いてきた気鋭の監督・ふくだももこ

生き辛さを抱える女性たち

10年前に執筆したエッセイから一躍有名作家となった本田まみ、36歳、独身。女性の幸せの価値を赤裸々に綴り、読者の支持を得たが、それに次ぐヒット作を書けずにいる。世間の需要に応えつつも、作家として迷走中にあるまみは、自身の年齢に対して事あるごとに周囲から「ずっと独身でいるつもり?」と心配されている。さらに、配信番組でのまみの発言に「空っぽになった」と感じ、失望する元ファンの由紀乃。夫への小さな不満を抱えながらインスタ主婦を続ける彩佳。パパ活女子として生計をたてつつも、若さを失うことに怯える美穂。異なる生きづらさを抱える4人が踏み出した小さな一歩とは?

『ずっと独身でいるつもり?』は2021年11月19日より公開。