『家族を想うとき』ケン・ローチ監督インタビュー

仕事が家族を破壊する──日本でも起きている問題を英国巨匠が描く

#ケン・ローチ

『家族を想うとき』
photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019
『家族を想うとき』

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019
ケン・ローチ
ケン・ローチ
Ken Loach

1936年6月17日、イングランド生まれ。オックスフォード大学にて法律を学んだ後、1967年、『夜空に星のあるように』で長編映画監督デビュー。『麦の穂をゆらす風』(06年)と『わたしは、ダイエル・ブレイク』(16年)にてカンヌ国際映画祭の最高賞、パルムドールを受賞。労働者階級や社会的弱者の日常に寄り添った社会派ドラマが多い。その他の作品に、『大地と自由』(95年)、『マイ・ネーム・イズ・ジョー』(98年)など。