陰謀論にハマる妻、権力者の闘争…扇動動画、暴力、過激カルトが暴走する町の行方は?
コロナ禍に行われた小さな町の選挙戦が全米を巻き込む大事件に
A24製作×アリ・アスター監督による最新作『エディントンへようこそ』より、“炎上スリラー”予告とシーン写真が解禁された。コロナ禍でロックダウンされた小さな町の選挙戦が、全米を巻き込む大事件に——暴力、陰謀論、SNSの暴走がすべてを焼き尽くす。
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・【動画】コロナ対策を徹底する市長とただの風邪と思う保安官が対立し殺し合いに!?『ミッドサマー』監督×ホアキン・フェニックス!『エディントンへようこそ』予告編
物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の小さな町・エディントン。コロナ禍によるロックダウンで息苦しい隔離生活が続く中、住民たちの不満と不安は爆発寸前にあった。
保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)は、IT企業誘致で町を“救おう”と目論む野心家の市長テッド(ペドロ・パスカル)と、“マスクをする・しない”を巡る小競り合いから対立。「俺が市長になる!」と突如、市長選に立候補する。やがて2人の諍いは町全体に飛び火し、SNSはフェイクニュースと憎悪で大炎上していく。
(C) 2025 Joe Cross For Mayor Rights LLC. All Rights Reserved.
一方、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)は、カルト集団の教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)の扇動動画に心を奪われ、陰謀論の渦にのめり込んでいく——。
主演を務めるのは『ジョーカー』(19年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。前作『ボーはおそれている』(23年)に続き、アリ・アスターとのタッグとなる。
共演には、今夏全世界で大ヒットした『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(25年)で話題を呼び、A24史上No3の大ヒットを記録したロマンティック・コメディ『Materialists』(24年)などで人気急上昇中のペドロ・パスカル。さらに、『ラ・ラ・ランド』(16年)『哀れなるものたち』(23年)でアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーンのほか、『エルヴィス』(22年)でゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)を受賞したオースティン・バトラーが名を連ねる。
加えて、ゴールデングローブ賞を受賞した大ヒットドラマ『イエローストーン』シリーズのルーク・グライムス、トニー賞受賞のディードル・オコンネル、『ブルー・ストーリー』(19年)で英国アカデミー賞EEライジング・スター賞を受賞したマイケル・ウォードら実力派が揃う。
「ソーシャルディスタンス!」——映像は、保安官ジョーが市長テッドと小競り合いする様子から幕を開ける。「なぜこんな事態に?」街ではコロナ検査で移動が制限され、どこへ行くにもマスク着用が必須という息苦しい日常。NOマスク主義のジョーは、マスクを巡る諍いから「俺の方が遥かに優れた人間」と宣言し、徹底的なコロナ政策を掲げる現市長に挑むため、選挙戦へ立候補。自らカスタムした選挙カーを走らせ、“(ロックダウンされた)閉ざされた町”で小さな戦いを仕掛けるが——。
「みんなに監視されている」と虚ろな目で訴え、陰謀論に取り憑かれていくジョーの妻。「あなたの痛みは偶然ではない」と寄り添う言葉で住民を煽動する過激なカルト集団の教祖。さらには収束の気配を見せない暴動、炎に炙り出される謎の文字「平和なし」——。次々と現れるイカれた人々と、徐々に混沌を極めていく状況。ついには、他人を思いやろうという発言のそばから「正しいのは俺だけだ」とマシンガンをぶっ放すジョーの狂気の姿まで。
また、シーン写真は5点。エディントンの町中でディスタンスを取りながら口論するジョーとテッド、燃えさかる炎の最中に“誰か”へ銃口を向けるジョーの姿のほか、ド派手なパネルの前で熱狂的な演説を繰り広げるカルト教団の教祖ヴァーノン、さらに妻ルイーズと市長テッドの姿も切り取られている。狂気と混沌が渦巻く“ロックダウンされた町・エディントン”のカオスを映し出すカットとなっている。
『エディントンへようこそ』は2025年12月12日より全国公開。
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