陰謀論はびこる時代だからこそ必見! 裏世界系の最高峰、見ているだけで気が狂いそう

#クリストバル・レオン#ハイパーボリア人#ホアキン・コシーニャ#名前のノート#映画

(C)Leon & Cociña Films, Globo Rojo Films
『ハイパーボリア人』
『ハイパーボリア人』
『ハイパーボリア人』
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『ハイパーボリア人』
『ハイパーボリア人』
『ハイパーボリア人』

『オオカミの家』レオン&コシーニャ監督による長編2作目は“闇鍋”映画!?

昨年の大ヒットが記憶に新しい『オオカミの家』のレオン&コシーニャ監督による最新作『ハイパーボリア人』。第77回カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品された本作より、予告編と場面写真、メイキング写真を紹介する。

・『オオカミの家』レオン&コシーニャ監督による最新作『ハイパーボリア人』の写真をすべて見る

『オオカミの家』監督デュオ:レオン&コシーニャの長編2作目は、ギリシア神話やH.P.ラヴクラフトらの創作による「クトゥルフ神話」に登場する架空の民族“ハイパーボリア人”をタイトルに据え、実写、影絵、アニメ、人形、16㎜フィルム、ビデオ、デジタルと最初から最後まで何が飛び出すかわからない“闇鍋”映画だ。実在した親ナチ文化人ミゲル・セラーノや政治家ハイメ・グスマンが登場し、チリの現代史やナチス・ドイツをモチーフにする一方、主演俳優のアントーニア・ギーセンや、監督のレオン&コシーニャが実名で登場することで、現実と虚構、過去と現在の境界を巧妙に見失わせる。

『ハイパーボリア人』

・『ハイパーボリア人』の場面写真をもっと見る

女優で臨床心理学者でもあるアントーニア(アント)・ギーセンは、謎の幻聴に悩まされるゲーム好きの患者の訪問を受ける。彼の話を友人の映画監督レオン&コシーニャにすると、2人はその幻聴は実在したチリの外交官にして詩人、そしてヒトラーの信奉者でもあったミゲル・セラーノの言葉であることに気づき、これを元にアントの主演映画を撮ろうと提案する。

『ハイパーボリア人』

2人に言われるがまま、セラーノの人生を振り返る映画の撮影を始めるアントだったが、いつしか謎の階層に迷い込み、チリの政治家ハイメ・グスマンから、国を揺るがすほどの脅威が記録された映画フィルムを探す指令を受ける。カギとなる名前は”メタルヘッド”。探索を始めるアントだったが、やがて絶対の危機が彼女を待ち受ける…。

監督の一人ホアキン・コシーニャは、主演俳優や自身が実名で出演したことについて、「コロナ禍の最中につくったオンライン演劇に、アントーニア・ギーセンと共に監督である我々も実名で出演した。自分たちが話している映像に謎のウイルスが入り込んできて、映像が歪んだり、会話が予期せぬ方向に流れていったりするもので、それが面白かったので、本作でもその構造を活かし、また彼女に自身として出てもらうことが良いのではないかと考えた」と語っている。

また、本作に登場する数々の人形や、物語の核心に関わる大きな頭は、監督であるレオン&コシーニャが撮影の数週間前から開いていたワークショップで参加者と共に作られたもの。この成果物について監督は「綿密にスケジュールを組んで用意周到に臨んだわけではなく、まずルールや仕組みを私たちがつくり、参加した様々な人たちと私たちとの共同作業の中から生まれていった作品」と語る。

『ハイパーボリア人』

紹介する予告編は、冒頭『オオカミの家』の映像から、荘厳な鐘の音とともに『ハイパーボリア人』の映像に切り替わってスタート。主演のアントーニア・ギーセンが映画のあらましを話していると、画面にノイズがかかり、“闇鍋”の“具材”が明らかになっていく。後半では「その昔、地球はハイパーボリア人が支配していた」や「この洞窟にヒトラーがいる」などと不穏なセリフが、不気味な人形やアニメーションとともに聞こえ、キービジュアルにも使われている「この人たち、どうかしてる」という言葉が混沌としたこの映画の世界観を象徴する。

あわせて『ハイパーボリア人』と、同時上映の短編『名前のノート』の場面写真、そして制作の様子が垣間見れるメイキング写真も一挙解禁された。

『ハイパーボリア人』は2025年2月8日より全国順次公開。