“ロックンロールの女王”ティナ・ターナーが死去…ミック・ジャガー、エルトン・ジョンら多くのセレブが追悼

#アンジェラ・バセット#エルトン・ジョン#オノ・ヨーコ#ティナ・ターナー#ビヨンセ#ミック・ジャガー#訃報#音楽

CBSニュースより
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アンジェラ・バセットのInstagramより(@im.angelabassett)
ミック・ジャガーのInstagramより(@mickjagger)
エルトン・ジョンのInstagramより(@eltonjohn)
バイデン大統領のTwitterより(@POTUS)
ビヨンセの公式サイトより
オノ・ヨーコのTwitterより(@yokoono)

女優のアンジェラ・バセットはInstagramにターナーへの思い綴る

「愛の魔力」など数々のヒット曲で知られるティナ・ターナーが24日(現地時間)、スイスにある自宅で亡くなった。享年83

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ターナーの代理人は24日、「“ロックンロールの女王”ティナ・ターナーは、スイスのチューリッヒ近郊のキュスナハトの自宅で、長い闘病の末に今日83歳で穏やかに亡くなりました。彼女と共に、世界は音楽の伝説とロールモデルを失いました」と声明を発表した。

ターナーのInstagram公式アカウントも「ティナ・ターナーの逝去を、大きな悲しみと共にお知らせします。音楽と人生に対する限りない情熱で、彼女は世界中の何百万ものファンを魅了し、明日のスターをインスパイアしました。今日、私たちは最高の作品=音楽を残してくれた親愛なる友人に別れを告げます。私たちの心からの気持ちを、彼女の家族に送ります。ティナ、私たちはあなたを愛しく恋しく思うでしょう」と、ピーター・リンドバーグが撮影したありし日の笑顔のターナーのモノクロ写真を添えて訃報を投稿した。

1960年代から70年代に当時の夫、アイク・ターナーとのデュオで「プラウド・メアリー」などのヒット曲を連発したが、成功の陰で夫の暴力に苦しめられていたターナーは1978年に離婚し、ソロ・アーティストとして活動。1984年発表のアルバム「プライヴェート・ダンサー」とシングルカット曲「愛の魔力」が大ヒットしてグラミー賞4部門を受賞、その後も大きな成功を収め、『マッド・マックス/サンダードーム』(85年)や『ラスト・アクション・ヒーロー』(93年)など映画にも出演した。

私生活では1985年に仕事でドイツを訪れた際、空港に迎えに来ていた16歳下音楽プロデューサー、エルヴィン・バッハと恋に落ち、長年の交際を経て、2013年に結婚した。ターナーは結婚と同年に米国籍を放棄し、1990年代から暮らしていたスイス国籍を取得した。2018年に高血圧性腎不全と診断された際は、夫がドナーとなって腎移植を受けた。その後も闘病生活が続いていたという。

偉大なシンガーの訃報を受けて、多くのセレブたちがSNSで彼女への思いと追悼を表明している。

1993年の伝記映画『TINA ティナ』でターナーを演じた女優のアンジェラ・バセットはInstagramにターナーと一緒に歌う写真を投稿。

アンジェラ・バセットのInstagramより(@im.angelabassett)
アンジェラ・バセットのInstagramより(@im.angelabassett)

「自分の痛みやトラウマを、世界を変えるための手段とした女性に、私たちはどう別れを告げるのでしょう? ティナ・ターナーは自分の物語を語る勇気、どんな犠牲を払っても自分の人生を貫くという決意、そして自分と同じような人たちのためにロックンロールの世界を切り開くという決意を通して、愛と思いやりと自由に満ちた美しい未来がどんなものかを、恐怖の中で生きる人々に示してくれました」と綴った。

ミック・ジャガーは、ターナーとライブで共演した写真を投稿した。

ミック・ジャガーのInstagramより(@mickjagger)
ミック・ジャガーのInstagramより(@mickjagger)

「私の素晴らしい友人であるティナ・ターナーの死去にとても悲しんでいます。彼女は本当に大きな才能あるパフォーマーでありシンガーでした。彼女はインスピレーションに満ちて温かく、面白くて親切だった。私が若かった頃、彼女は私をとても助けてくれました。私は彼女のことを決して忘れないでしょう」。

ターナーは60年代後半にザ・ローリング・ストーンズとツアーを行い、1985年のライブ・エイドでジャガーと共演した。

エルトン・ジョンは「私たちは、世界で最もエキサイティングでエレクトリックなパフォーマーの1人を失いました。レコードでもステージでも、完全なレジェンドだった。彼女は手の届かない存在だった」と綴った。

エルトン・ジョンのInstagramより(@eltonjohn)
エルトン・ジョンのInstagramより(@eltonjohn)

アメリカのバイデン大統領はTwitterで「アメリカの音楽を永遠に変えた一世一代の才能に加えて、ティナの個人的な強さも素晴らしかった。逆境や虐待さえも乗り越えて、彼女は長年にわたるキャリアと人生、レガシーを築きました」と讃えた。

バイデン大統領のTwitterより(@POTUS)
バイデン大統領のTwitterより(@POTUS)

ビヨンセは自身のウェブサイトのトップページに、2008年の第50回グラミー賞でターナーとステージを共にした写真を掲載し、その下に「私の愛する女王。あなたを限りなく愛しています。あなたのインスピレーション、あなたが切り開いたすべての道に、とても感謝しています。あなたは強靭です。パワーと情熱の典型です。私たちはみな、あなたの優しさと美しい魂に触れることができて光栄です。これは永遠に残るものです。あなたがしてくれたすべてのことに感謝します」と綴った。

ビヨンセの公式サイトより
ビヨンセの公式サイトより

オノ・ヨーコはティナがかつてカバーした、オノの亡き夫であるジョン・レノンがポール・マッカートニーと共作したビートルズの「ヘルプ」のライブ映像をTwitterにアップ。

オノ・ヨーコのTwitterより(@yokoono)
オノ・ヨーコのTwitterより(@yokoono)

「安らかに、ティナ・ターナー。これはティナの素晴らしいパフォーマンスで、彼女は心から歌っています。よかったです、ティナ! ジョンはあなたのパフォーマンスを愛したことでしょう。とてもパワフルです。愛を込めて、ヨーコ」と追悼した。

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