スコセッシ監督、iPhoneで客席を撮りまくるディカプリオにダメ出し!

レオナルド・ディカプリオ(左)とマーティン・スコセッシ監督(右)
レオナルド・ディカプリオ(左)とマーティン・スコセッシ監督(右)
レオナルド・ディカプリオ(左)とマーティン・スコセッシ監督(右)
レオナルド・ディカプリオ(左)とマーティン・スコセッシ監督(右)
左からジョナ・ヒル、レオナルド・ディカプリオ、マーティン・スコセッシ監督
左からジョナ・ヒル、レオナルド・ディカプリオ、マーティン・スコセッシ監督
左からジョナ・ヒル、レオナルド・ディカプリオ、マーティン・スコセッシ監督
レオナルド・ディカプリオ
マーティン・スコセッシ監督
ジョナ・ヒル
ジョナ・ヒル(左)とレオナルド・ディカプリオ(右)
集まったファンにサインをするレオナルド・ディカプリオ
レオナルド・ディカプリオ
左からマーティン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル
マーティン・スコセッシ監督(左)とレオナルド・ディカプリオ(右)
レオナルド・ディカプリオ

マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが5度目のタッグを組んだ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。この映画のジャパンプレミアが1月28日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、舞台挨拶中にiPhoneで客席を撮りまくるディカプリオに対し、スコセッシ監督が「カメラはちゃんと持って」とダメ出しする場面も見られた。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ジャパンプレミア、フォトギャラリー

同作は22歳でウォール街の投資銀行に飛び込んだ学歴・コネ・経験すべてなしの主人公が、詐欺まがいの斬新なアイデアと一瞬で人の心を掴む話術で瞬く間に成り上がるも、最後はFBIに目を付けられ堕ちていく様を描いた話題作。

3月3日(日本時間)に発表となるアカデミー賞では作品、監督、主演男優、助演男優、脚色の主要5部門にノミネートされており、ディカプリオも主演男優賞にノミネートされている。その心境を聞かれた彼は「この作品は私にとって7年間、製作としても関わってきた情熱を注いだ作品。ですからアカデミー賞がこの作品を認めてくれた(ノミネートしてくれた)だけでも十分満足しているんです」とコメント。

「この映画は内容的に、ハリウッドで製作するにはリスキーな部分もありました。でも、現代を反映している作品だと思いますし、この映画が作れたってことだけで、もう賞を受賞したような気分になっております。ですから我々全員が今、ノミネートされていることを非常に光栄に思っているんです」と続けた。

一方、今回が初来日で、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされているジョナ・ヒルは「アカデミー賞にノミネートされたことを非常に光栄。と同時に、今この舞台に、この2人と一緒に登壇していることが非常に光栄」と語り、スコセッシ監督も「素晴らしい監督たちと一緒にノミネートされたことにワクワクしています」と話した。

この日のディカプリオは登壇から降壇まで終始、iPhone片手に撮影しニコニコモード。途中、隣に立つスコセッシ監督から「カメラは固定して」「ちゃんと持って」と大きな身振り手振りでダメ出しまでされ、会場からは、そんな師弟関係の2人にクスクス笑いが漏れていた。

映画の見どころについてはディカプリオが「この映画全体が狂気に満ちていると思います。最初から最後まで、すべてのシーンは今まで見たことがないような、すべてが見どころの作品」とアピール! 「忘れてはならないのは、この映画は『こういう風になってはいけない』という警鐘を鳴らす物語になっていること」と付け加えると、スコセッシ監督も「レオが言ったとおり、この作品は警鐘を鳴らす内容になっています」と話していた。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は1月31日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

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