オスカー候補ジョナ・ヒル、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ギャラは組合最少額

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でのジョナ・ヒル(左)
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でのジョナ・ヒル(左)

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で第86回アカデミー賞助演男優賞候補となったジョナ・ヒルが21日(現地時間)、人気DJのハワード・スターンのラジオ番組に出演、同作のギャラがわずか6万ドルだったことを明かした。

レオナルド・ディカプリオが『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で主演男優賞にノミネート

マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが5度目のタッグを組む『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は実在の投資ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録の映画化で、ジョナはレオ扮するジョーダンのビジネスパートナー、ドニーを演じている。

ジョナは「オファーは最小額だったんだ」と言う。米映画俳優組合(SAG)の規定の最小額は6万ドルなのだ。「それでも『今夜サインしますから、契約書をFAXしてください』と伝えたんだ。『心変わりされる前に、今夜のうちにサインしたいんです』って」と、出演するためになりふり構わない心境だったことを告白した。

「Huffing Post」などの報道によると、プロデューサーもつとめたレオのギャラは1,000万ドルと言われている。ずいぶんな差だが、巨匠スコセッシと仕事するチャンスを得るためには「家だって売る。有り金全部渡してもいい」とまで言うジョナにとっては、金額の多寡は問題ではなかったようだ。

結果、30歳にして、2011年の『マネーボール』に続いて2度目のオスカー・ノミネートの栄誉にも輝いた。その選択に間違いはなかったようだ。

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