セクスィー部長が篠田麻里子をハグ！『サラリーマンNEO』爆笑舞台挨拶

10月25日、『サラリーマンNEO 劇場版（笑）』が現在開催中の第24回東京国際映画祭で特別上映された。会場となったTOHOシネマズ 六本木ヒルズでは舞台挨拶が行われ、キャストの小池徹平、生瀬勝久、沢村一樹、篠田麻里子（AKB48）、堀内敬子と吉田照幸監督が登壇。主題歌を歌う郷ひろみもスペシャルゲストとして駆け付けた。

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『サラリーマンNEO 劇場版（笑）』はサラリーマン社会を風刺したNHKのコント番組の映画化。テレビシリーズでは実在する企業やCMをパロディ化するというNHKらしからぬ内容で人気を集め、国際エミー賞コメディ部門にもノミネートされるほど世界的にも注目、コント番組でありながら映画化された本作も話題となっている。

笑いがさめやらぬ上映後、熱気ムンムンの満員の会場にスタッフ・キャストらがズラリと勢ぞろい。本シリーズの顔とも言える生瀬は「（映画化は）無謀だな、と思いましたね（笑）。誰が主役をやるのかな〜と思ったら小池くんが入ることになって……大人の事情を感じました」と微妙な発言をしてのっけから場内は大爆笑。

そんな生瀬とW主演で、本シリーズに初参戦となる小池は「長く続く人気作品で突然主役として入ることになってプレッシャーが大きかった。でも、大好きな“サラリーマンNEO”に出させてもらってファンとしても嬉しくて、（撮影中は）幸せなひとときでした」と喜びを語った。

堀内は「まさか映画になるとは思ってませんでした。テレビの収録では時間がないなか撮影してましたが、今回はキャストの方と話せて楽しい時間を過ごせました。小池さんは初めてとは思えないくらい溶け込んでいて、篠田さんは最初話しかけづらいなと思ったんですが（笑）、話してみるととても気さくな感じで安心しました」とコメントした。

その篠田は「大人気番組の映画版にいきなり参加するということで緊張したし、ファンの方に受け入れられるのか不安だったんですけども、撮影がホントに楽しくてキャストのみなさんにも良くしていただきました。監督も地味に見えるんですけれど（笑）、面白い方でほんとに楽しかったです」と語り、撮影現場も和気あいあいと楽しい雰囲気だったことをうかがわせた。

吉田監督は「地味と言われましたが（笑）、いまだにNHKの職員としてやってきております。ほんとに地道にコントを追求して積み重ねてきました。その結晶がこの作品にあると思います。できるだけ多くの人に見ていただきたいと思ってます！」と作品をアピールした。

そんななか、本作の主題歌「笑顔にカンパイ！」を担当する郷ひろみがまばゆいほどのオレンジ色のスーツで登場。「こんな格好ができるの僕しかいないですよね（笑）。まばたきで終わるほどですが、出演しました。久しぶりの映画出演でしたが、セリフも「ジャパ〜ン、ジャパ〜ン」しか言ってないんですよ！」と笑いを振りまいた後、ライブパフォーマンスも披露して会場を大いに沸かせた。

さらに、イベントも終盤に近づいたところで、シリーズの人気キャラクターである沢村扮するセクスィー部長が会場に乱入！ 白スーツにどぎついメイクの独特の出で立ちで「不景気ですが、この国をセクスィーにしようではありませんか！」と呼びかけた。その後もセクスィー部長はとどまることを知らず、舞台に上がるとなんと篠田にハグ！ 篠田もペースに巻き込まれ、笑いながら身をゆだね、会場の興奮はピークに達していた。

フォトセッションでは篠田がセンターとなり、「裏でジャンケンをしたら、篠田さんが勝ったから」とAKB48のジャンケン大会に絡めるなど、笑いでいっぱいの舞台挨拶は終了した。

『サラリーマンNEO 劇場版（笑）』は11月3日より全国公開される。

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