サンマデモクラシー
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「こんな明るくブラックな時代に引きずり込むなんて」

本土復帰前の“サンマ裁判”を通じ、沖縄の民主主義獲得に向けた人々の戦いについて取り上げた映画『サンマデモクラシー』が、7月17日より公開される。公開を控え、著名人から本作品への応援コメントが寄せられた。

・いまなお拡がり続けている…切り捨てられた被害者たちに15年密着した渾身のドキュメンタリー

報道写真家の石川文洋は、「大変面白い映画だ。そしてとても勉強になった。ともすれば重いテーマになるところをうちな〜囃家 志ぃさーが笑わせながら全編をつないでいるからだ」と、肩が凝らずに学べると感想を寄せた。

サンマデモクラシー

沖縄をテーマに取り組む映画監督・三上智恵は、「このジェットコースターには乗らなきゃ損!」と評価。「こんなに明るくブラックな時代に引きずり込むなんて」と舌を巻く。

監督のキャリアも持つガレッジセール・ゴリは、「僕は3つ星!」と絶賛。「僕が『洗骨』(18年)を撮るきっかけをくれた人」として、本作品の山里孫存監督を讃えた。

元文部科学省事務次官の前川喜平は、「サンマ裁判は、恣意的な権力に抗い、真の自由を勝ち取る戦いだった」とし、「日米の国民は知るべきだ」と推薦コメントを寄せた。

当時を知る場面写真の数々はコチラ!

いち女将の行動をきっかけにした沖縄自治獲得の戦い

本作品は、アメリカの占領下にあった1963年当時の沖縄を舞台に、日常的に食卓に上がっていたサンマの関税を巡る戦いを描いたドキュメンタリー。

サンマデモクラシー

魚卸業の女将・玉城ウシが、琉球政府を相手に起こした税金還付訴訟“サンマ裁判”は、いつしか統治者アメリカから自治権を勝ち取ろうとする戦いに発展。第3代高等弁務官ポール・W・キャラウェイに対し、“ラッパ”と呼ばれた弁護士・下里恵良や、アメリカが最も恐れた政治家・瀬長亀次郎が立ち上がる。

沖縄本土復帰50年を来年に控え、ともすると重くなりがちな政治が絡むテーマについて、うちな〜囃家 志ぃさー(藤木勇人)のナビゲートと川平慈英のナレーションで軽快に綴られる。

『サンマデモクラシー』が7月17日より公開される。