高岡早紀主演『リカ 』原作者、雨宮リカは「ゴジラのような怪物的存在」

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『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』
(C)2021映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』製作委員会

女優の高岡早紀が主演を映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』の新たな場面写真および原作者・五十嵐貴久のコメントが到着した。

高岡早紀怪演のラブサイコスリラー『リカ』劇場版公開! 相手役は市川隼人

原作者が語る執筆のきっかけとリカのキャラクター像

本作は、2019年10月に放送されたラブ・サイコ・スリラードラマ『リカ』のその後を描く劇場版。現在はエピソード0にあたる連続ドラマ『リカ~リバース~』が放送されている。警視庁捜査一課の奥山次郎(市原隼人)は、逃走犯の雨宮リカ(高岡)をマッチングアプリで探し出すことに成功。次第にリカにのめり込んでいく…というストーリーが展開される。

原作者の五十嵐は、執筆のきっかけについて「インターネットが普及し始めた2000年頃に、“出会い系サイト”を通じて人と会うことが現実に起きているという体験談を教えてくれた方がいて、『それって、怖くないですか?』というのが、頭の中にありました。もし、相手が少しおかしい人ならどうなるのだろう? 少しがかなりなら? かなりが極限ならどうなるのか…?」と述懐。

愛を一途に求める姿に、思わず共感する人も多い純愛モンスター・リカは「“究極のピュア”な人。リカは24時間ずっと好きな相手と話して、触れ合っていたいと思う人。身の回りの世話も全部私がするから、あなたはそこにいてくれればいいと言うのが愛情だとすれば、それはもう、ピュアな愛情と言えなくもないかもしれないです」と話し、「僕はリカをゴジラのような怪物的存在と思って書いていますが、どんなに心が清らかな人でも、どこかに“独占欲”のようなものがあるのではないか? その独占欲を肥大化したのがリカという人ですし、その部分は性別関係なく、共通する人間の心理だとも思います。結果、人によって捉え方が違うのが、リカの最大の魅力かもしれません」と分析する。

また今回は、場面写真が1枚解禁。リカがメスを握って下を見る不吉な様子が見て取れる。

映画『リカ ~自称28歳の純愛モンスター~』は6月18日より全国ロードショー。