K-POPソロで活躍する日本人MIYUこと竹内美宥! シティポップの新曲リリース

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竹内美宥
Instagram@miyusanno.official より

元AKBで『PRODUCE48』ファイナリストの竹内美宥ソロ最新曲

韓国で活躍する日本人アーティストの多くはK-POPグループに所属している。数少ないソロシンガーの中で今注目したいのは、2月24日にユン・ジョンシンの新曲として「Forbidden Game(With MIYU)」(秘密の想い)をデジタルリリースした竹内美宥(MIYU)だ。

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竹内美宥

竹内は、韓国Mnetのサバイバルオーディション番組『PRODUCE48』でファイナルに進出し、のちにRocket Punchのメンバーとなったジュリ(高橋朱里)と同様、AKBを卒業して韓国へ。公式YouTubeチャンネル(MiyuTube)でコツコツとカバーソング中心に動画をアップし、公式ツイッター(@take_miyu112)も更新しながらソロとして活動している。

2019年の10月31日に、シンガーソングライターでプロデューサーのユン・ジョンシンによるプロジェクト『月刊Repair 2月号』において、「My Type」を発表して話題に。今年も1月13日には、韓国のバラエティ番組『大韓外国人』でクイズ対決に挑戦するなど露出も増えてきた。そして2月24日、抗えない恋心を伝えることができない切なさを歌ったシティポップ「Forbidden Game(With MIYU)」のリリースに至った。

竹内美宥

YouTubeチャンネル『月刊ユン・ジョンシン』に2月24日付けでアップされたミュージックビデオは、8ミリフィルムで撮影した旅の動画をイメージ(https://youtu.be/QNCLvnzn0Wc)。友人カップルとMIYUの3人が、SLで旅する様子を映し出す。ファンタオレンジのボトルとミカンを肴に音楽やゲームを楽しみながら、行き着いたのは海。遊び疲れて帰路につくMIYUがノートに書き留めた一言は……。

日本語ver.も近くリリースか?

今回発表された曲は、2014年の『月刊Repair 6月号』で発表した同名曲をミディアムテンポのシティポップにアレンジしたもの。

ジョンシンは、MIYUと「My Type」を製作しているとき、彼女が生まれる前の70・80年代JPOPやシティポップに特別の関心を寄せているのが印象深くて心に残っており、今回の曲にふさわしいシンガーとして再びMIYUを起用するに至ったという。

MIYUは、リズム感がありテンポの速い「My Type」と全く異なる曲調で難しかったこと、歌詞にストーリー性があるため表現力が重要だと考え、韓国語の発音にも気を遣って練習を重ねたことを明かしている。

どうやら今後日本語版も公開されるようで、MIYU自ら歌詞を翻訳するために、韓国語と日本語の微妙に異なるニュアンスをジョンシンと確認したそう。

ジョンシンは、「発音も表現も滑らかで自然。日本人歌手特有の発声が含まれているせいか、かつてのシティポップ感がよく出ている」とMIYUを絶賛した。

Rocket Punchジュリが正体を隠して歌声だけで勝敗を決める番組『覆面歌王』に出演したときも、審査員に日本人独特の発音と歌い方に「私たちはそれにまだ慣れていないだけかもしれない」と指摘されていた。そんな歌唱が、K-POP界でも高く評価される時代も近いかもしれない。(文:fy7d)