人気BL『海辺のエトランゼ』BD&DVDが2021年1月20日発売！

#BL #BLUE LYNX #ボーイズラブ #海辺のエトランゼ #紀伊カンナ 2020.10.31

海辺のエトランゼ通常版 — 『海辺のエトランゼ』Blu-ray&DVD 2021年1月20日発売
写真は通常版Blu-ray：6,800円+税
(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会

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原作BLコミックのファンからも未読の人からも好評

大人気BLコミックを劇場アニメ化してヒットした『海辺のエトランゼ』のBD&DVDが2021年1月20日に発売が決定。「海辺のエトランゼ」はBLコミック誌「on BLUE」に連載中の紀伊カンナ原作による「エトランゼ」シリーズの1作目で、続編となる「春風のエトランゼ」と併せて現在単行本5巻が発売されている人気シリーズだ。

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劇場アニメ版『海辺のエトランゼ』はフジテレビの劇場BLアニメのレーベル“BLUE LYNX”の第3弾となっている。劇場では2020年9月11日に公開され、同日には大倉忠義と成田凌共演で実写映画化された『窮鼠はチーズの夢を見る』も公開された。その少し前には古川雄輝と竜星涼のダブル主演で実写映画化された『リスタートはただいまのあとで』、同じ“BLUE LYNX”で劇場アニメ化された『映画ギヴン』も公開されていて、この時期はBL系コミックの映画化ラッシュとなっていた。

この一連の映画化のなかで筆者の周囲のBL好きの間で最も評判が良かったのが、この『海辺のエトランゼ』だ。特に原作のファンというわけでなく、なんなら原作は未読という人もいたが、それでも『海辺のエトランゼ』はもう一度見たいという言葉を聞くほど好評だった。

沖縄らしさ満点の美しい映像が魅力

まずはこの作品、とにかく映像がとても美しい。舞台となっている沖縄の海と空、植物や家屋など細かく描かれていて雰囲気が出ている。原作コミックは内容もさることながら温かみのある絵が非常に魅力的だから、アニメ化されてもその魅力が損なわれずに生かされていたことに安堵した。

キャラクターデザインも原作者の紀伊カンナが担当しており、紀伊らしい柔らかいかわいいタッチで原作そのままだ。そんなあたたかい雰囲気で描かれる物語もピュアでハートウォーミングなストーリー。沖縄の離島で暮らす小説家の卵の橋本駿と、母を亡くして孤独になった知花実央（ちばなみお）の出会いと恋が描かれている。

心に傷を持つもの同士が出会い、成長しながらゆっくりと恋を育んでいく。繊細で細やかな心情も綴られた、ちょっと切なくてじれったいピュアなラブストーリーだ。純粋ながら、えちシーンもあって、エロティックなわけじゃなく肌の温もりを感じさせる心温まるシーンとして描かれる。セイフティセックスする様子が描かれているのも彼ららしい温かみが感じられていい。