山﨑賢人、主演作『殺人の門』をカンヌでアピール! 現地プレゼンでコメント映像上映
#カンヌ国際映画祭#山崎賢人#山﨑賢人#東野圭吾#殺人の門#第79回カンヌ国際映画祭
世界初公開となる本編フッテージに各国ディストリビューターも熱視線
映画『殺人の門』が第79回カンヌ国際映画祭併設マーケット第79回カンヌ国際映画祭併設マーケット「Marche du Film(マルシェ・ドゥ・フィルム)2026」の「Goes to Cannesプログラム」に選出され、金井紘監督とプロデューサーの椿宜和がプレゼンに登壇。レポートとあわせて、新たな場面写真が解禁された。
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初版刊行から四半世紀。国内累計発行部数1億部を超える東野圭吾作品の中でも、“最大の問題作”との呼び声高い「殺人の門」が、山﨑賢人と松下洸平のW主演で待望の実写映画化を果たす。
“親友”でありながら相手の人生を狂わせていく男・倉持を山﨑、“親友”である倉持を殺したいと願う男・田島を松下が演じる。約30年にわたり交錯し続ける歪んだ友情、その果てに待ち受ける衝撃の結末とは——。友情と殺意が複雑に絡み合う、禁断のミステリーが幕を開ける。

このたび、現地時間5月15日に開催された第79回カンヌ国際映画祭併設マーケット「Marche du Film(マルシェ・ドゥ・フィルム)2026」内の「Goes to Cannesプログラム」に本作が選出された。監督の金井紘とプロデューサーの椿宜和がプレゼンに登壇し、各国の映画祭プログラマーやセールス会社、ディストリビューターらが集結。満員となった場内は、大きな熱気に包まれた。
「Marche du Film(マルシェ・ドゥ・フィルム)」は、カンヌ国際映画祭に併設される世界最大級の国際映画マーケット。今年は日本がカントリー・オブ・オナー(Country of Honour)を務めている。
「Goes to Cannesプログラム」の選出作品は、是枝裕和監督の『ルックバック』、瀬々敬久監督の『存在のすべてを』ほか全5作品。各作品の監督やプロデューサーが登壇し、ポストプロダクション段階にある日本映画のフッテージ上映とプレゼンテーションが行われた。世界各国から集まった映画人たちが、日本映画の新たな才能と注目作に熱い視線を注いだ。

世界初公開となる12分にわたる本編フッテージの上映にあわせ、金井監督と椿プロデューサーが本作の企画意図や作品の魅力を紹介。金井監督は「この矛盾し、歪んだ友情こそが、本作『殺人の門』のテーマ」と語り、椿プロデューサーは「人間が抱える矛盾した感情を鋭く問いかける作品」と、本作が持つ普遍的な人間ドラマと、濃密なミステリーとしての魅力をアピールした。
上映後、会場からは大きな反響が寄せられ、登壇後には各国関係者との活発な意見交換も行われた。
さらに、フッテージ映像の冒頭では、主演・山﨑賢人によるコメント映像も上映された。山﨑は「露骨な暴力ではなく、静かに人の心を歪めていく。 そこに、この作品の怖さがあります。 ですが、この物語に登場するのは、特別な怪物ではなく、あくまで“人間”です。 だからこそ、強く心に残る作品になっています」とメッセージを寄せ、自ら世界へ向けて本作をアピール。山﨑の登場により注目度はさらに高まり、日本映画への期待感が漂うプレゼンテーションとなった。

また、新たに解禁された場面写真は全3点。作業着姿で疲れ切った様子の田島に寄り添うスーツ姿の倉持、“親友”である田島へ優しい笑みを向ける倉持、そしてそんな倉持を複雑な眼差しで見つめる田島の姿が切り取られている。
困ったときには必ず手を差し伸べてくれる幼なじみであり、“親友”でもある倉持に、次第に心を許し、信頼を寄せていく田島。しかし、この先ふたりを待ち受けるものとは——。穏やかな笑顔の奥に潜む倉持の“得体の知れなさ”が、不穏な空気を漂わせる場面写真となっている。

■山﨑賢人(主演)コメント映像全文
みなさんこんにちは。映画『殺人の門』、主演の山﨑賢人です。僕が演じたのは、一見魅力的でありながら、気づかないうちに親友の人生に入り込み、支配していく人物です。露骨な暴力ではなく、静かに人の心を歪めていく。そこに、この作品の怖さがあります。ですが、この物語に登場するのは、特別な怪物ではなく、あくまで“人間”です。だからこそ、強く心に残る作品になっています。今日、カンヌで世界で初めて、皆さんに本編の一部をご覧いただきます。ぜひお楽しみください。
■金井紘監督 スピーチ全文
ある男は、幼少時代から30年間、こう思い続けていました。「あいつさえいなければ」。また、別のある男は30年間、こう思い続けてきました。「あいつを利用して、成功してやろう」。
皆さんも一度は、同じようなことを考えてしまったことがあるのではないでしょうか?
強烈な殺意と依存。この物語の中の2人の青年は、互いにそんな闇の感情を抱えていますが、奇妙なことに、そこには確かな「友情」が存在します。この矛盾し、歪んだ友情こそが、本作『殺人の門』のテーマです。
矛盾していて、曖昧。一見、周囲からは理解しがたいものかもしれません。しかし、人間という存在は、本来そういった割り切れないものを内包した存在ではないでしょうか。私は、その曖昧で未熟な感情こそ、この映画で一番大事にしたいと考えました。
そしてそれを、日本を代表する2人の名優、山﨑賢人と松下洸平が、これ以上なく生々しく、かつ美しく体現してくれました。彼らの魂のぶつかり合いこそが、本作の最大の熱量であり、見どころです。
また本作には、東京だけでなく、新潟という海沿いの街の風景や、「囲碁」というチェスのような日本独自の知略のゲーム、それから現代日本で流行する詐欺の手口など、日本独自の風景や文化もふんだんに盛り込んでいるので、それも楽しんで頂けたら嬉しいです。
また、この作品は私の初の長編映画作品になります。私にとって記念すべき作品を、このような場で皆さまに紹介できることをとても光栄に思います。
本日は、ありがとうございました。
■椿宜和プロデューサー スピーチ全文
プロデューサーの椿宜和です。累計発行部数1億部を超えるミステリー界の巨匠・東野圭吾氏のベストセラー長編小説『殺人の門』が、刊行から約四半世紀の時を経て、ついに映画化出来ました。
本原作は、今なお色褪せない名作であり、2人の青年の心理を揺さぶりながら、歪んだ友情を軸に、人間が抱える矛盾した感情を鋭く問いかける作品となっております。
長い間、幾度となく様々な監督や脚本家と共に映画化に挑戦してまいりましたが、脚本やキャスティングの調整に難航し、これまで実現には至りませんでした。しかし今回、金井紘監督を迎え、山﨑賢人、松下洸平という素晴らしいキャストによって、ようやくこのプロジェクトを実現させることができました。
東野ワールド全開のダークミステリーを、ぜひスクリーンでお楽しみください。
『殺人の門』は2027年2月19日より全国公開。
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