ビヨンセが、5月10日にストックホルムで開幕したワールドツアーに、ロエベのクリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソンのデザインした衣装を纏い登場した。
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「彫刻的フォルム」「だまし絵」「幻想」をイメージしたステージ衣装
ロエベのクリエイティブ・ディレクター、ジョナサン・アンダーソンは、ビヨンセの7作目のスタジオアルバム「Renaissance」（ルネッサンス）の逃避的な喜びから着想を得て、ビヨンセ待望のワールドツアーのために「彫刻的フォルム」「だまし絵」「幻想」に基づいたステージ衣装をデザインした。
衣装デザイナーのシオーナ・トゥリーニとのコラボレーションにより、衣装はロボットや機械、高輝度クリスタル、ラテックス、そしてパリの3Dプリントスタジオで制作された官能的なレザーピースが入り混じり、未来的なコンセプトと演劇的なディスコ時代の美学が融合している。
ロエベのFW22コレクションのランウェイに登場したシュールなハンドモチーフをボディスーツにリミックスし、クローム、シルバー、ブラック、ホワイト、グレーといった研ぎ澄まされたカラーパレットにレッドやゴールドが好対照をなしている。
ワールドツアーはこれからヨーロッパを巡り、9月のニューオーリンズ公演まで40公演以上開催予定。ロエベ以外にもヴァレンティノやアレキサンダー・マックイーンなど様々なメゾンの衣装を身につけたことでも話題になっているが、今後どんな衣装で登場するかにも注目だ。
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