「泣ける」口コミが拡散!『ママがもうこの世界にいなくても』、3週目も初週を超える異例の興行【10月映画興収ランキング】
『映画ちいかわ』は184.9億円で歴代12位に
【興収レポート】盛り上がる夏興行と冬興行に挟まれた端境期にあたる10月、月間興収1位は『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』。大腸がんを宣告された遠藤和さんが亡くなる10日前まで綴った同名のベストセラー手記を主演・川口春奈、共演・高杉真宙で映画化。日本テレビ系バラエティ番組『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』で密着された様子が、感動の実話として共感を呼んだ。
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大半の作品の興収は公開日数を経るにつれて大幅に落ちていくものだが、本作は落ち幅が少なかったり、逆に興収を上げたりする異例の興行を見せている。1週目週末(10月2~4日)が4億4157万円(先行上映分を含む)、2週目週末(10月9~11日)が4億8782万円(前週比110.5%)、3週目週末(10月16~18日)が4億4767万円(前週比91.8%、1週目を上回る)、4週目週末(10月23~25日)が3億9353万円(前週比87.9%)。10月25日時点で興収は29.4億円をあげている。
近年、邦画実写のヒット作は人気マンガとテレビドラマの映画化が目立つが、今年2月に公開され異色のヒット作となったのが『ほどなく、お別れです』。公開日数を経ても興収の落ちが少ないロングランヒットとなり、興収45億円を超える興行成績をあげた。『ママがもうこの世界にいなくても』も同じように感動が口コミで広がりロングランヒットとなっている。
2位は『バイオハザード』(17.7億円)。

人気ホラーゲームを『WEAPONS ウェポンズ』のザック・クレッガー監督が新たに映画化。医療品の配達人ブライアンは、とある病院で「取扱注意」と記された医療バッグを託され、ラクーンシティ総合病院へ向かうことになる。だが、道中で想像を絶する事態に次々と見舞われ、命がけのサバイバルに巻き込まれていく。『バイオハザード』シリーズはミラ・ジョヴォヴィッチ主演で2002年~16年にかけて6作が作られ、興収23億~47億円の大ヒットを記録。22年には新たなキャスト&スタッフで『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』が公開されたが、興収は10億円未満でヒットには至らなかった。本作は興収17.7億円(10月25日時点)のヒットを記録。再始動に成功したといえそうだ。
3位は『汝、星のごとく』(13.8億円)。

(C)2026「汝、星のごとく」製作委員会 (C)凪良ゆう/講談社
第20回本屋大賞を受賞した凪良ゆうによる同名の恋愛小説を、『正体』の藤井道人監督が映画化。同じく凪良ゆう原作の『流浪の月』で共演した横浜流星と広瀬すずが主演を務め、風光明媚な瀬戸内の島で出会った男女の15年にわたる恋愛模様を描く。
なお、『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は10月25日時点で興収184.9億円。歴代興収ランキングでは『ハウルの動く城』に次ぐ12位に入っている。(文:相良智弘/フリーライター)
1位『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』29.4億円
2位『バイオハザード』17.7億円
3位『汝、星のごとく』13.8億円
(ムビコレ調べ。10月25日時点)
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