高畑充希が主人公名義で主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」歌う/映画『ひるね姫』

#高畑充希

主題歌も担当する高畑充希
(C) 2017 ひるね姫製作委員会
主題歌も担当する高畑充希
(C) 2017 ひるね姫製作委員会
主題歌も担当する高畑充希
(C) 2017 ひるね姫製作委員会
『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』ポスター
(C) 2017 ひるね姫製作委員会

『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊S.A.C.』などで知られる神山健治監督が、原作・脚本・監督を担当した、同監督初の劇場オリジナルアニメーション『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』。高畑充希が主人公・森川ココネの声を担当するこの映画で、高畑が主人公のココネとして主題歌も担当することとなり、その楽曲入り予告編が解禁となった。

[動画]解禁となった主人公・ココネ(高畑充希)が歌う主題歌入り『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』予告編

本作は、岡山県倉敷市で無口で無愛想な父親と二人暮らしをしている平凡な女子高生の森川ココネが主人公。得意技は昼寝で、いつも昼寝ばかりしている彼女だったが、最近、不思議なことに同じ夢ばかり見る。そして2020年、東京オリンピックの3日前に突然父親が警察に逮捕され東京に連行される。どうしようもない父親ではあるものの、悪事を働いたとは思えないココネは、父親逮捕の謎を自力で解決しようと、幼馴じみの大学生モリオを連れて東京に向かう。その途中、彼女はいつも自分が見ている夢にこそ、この謎を解決する鍵があることに気づき、得意技である「昼寝」を武器に、夢とリアルをまたいだ不思議な旅に出るというストーリー。

今回、この映画の主題歌に決まったのが、1967年に発表されたモンキーズのオリジナルを、故・忌野清志郎によく似た「ZERRY」率いるタイマーズがカバーした名曲「デイ・ドリーム・ビリーバー」。「夢」と「去った人への思い」を歌ったこの曲は映画のテーマとも共鳴する。「映画のエンディングで流れる主題歌もストーリーの一部」と考える神山監督は、映画のストーリーをなぞらえて主人公の気持ちを代弁するような歌だからこそ、主人公に歌ってほしいと高畑にオファー。高畑が自分名義ではなく「森川ココネ」として歌うことになった。

高畑は主題歌を歌うことについて「自分が声優をつとめた作品で、主題歌も担当するのは初めての挑戦です。しかもすごく好きな曲を。やはり私の中では清志郎さんの素敵なイメージが未だに鮮やかで、カバーするには勇気が必要だと思いましたし、私で大丈夫かなという不安な気持ちはありました。ですが、役がそのまま唄うようにエンドロールに入っていきたいと監督がおっしゃったので、それだったら面白いのではないかと思い、チャレンジさせていただくことになりました。清志郎さんとはまた違った、ココネからの目線で楽曲を見られたらいいなと思い、この最高にカッコイイ曲を全力で楽しむことに集中しました。ココネから見えた『デイ・ドリーム・ビリーバー』も、よろしくお願いします」とのコメントを寄せている。

『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』は2017年3月18日より全国公開となる。

INTERVIEW