ゴダールの衝撃がスクリーンに再び!『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』連続上映決定
#アンナ・カリーナ#ジーン・セバーグ#ジャン・ポール・ベルモンド#ヌーヴェルヴァーグ#フランス映画#リチャード・リンクレイター#勝手にしやがれ#気狂いピエロ
リンクレイター監督作公開に合わせ名作再登場、映像と音だけで魅せる予告編公開
ジャン=リュック・ゴダールの不朽の名作『勝手にしやがれ』(60年)の制作過程を描く、リチャード・リンクレイター監督作『ヌーヴェルヴァーグ』が、7月10日より劇場公開される。これを記念し、ヌーヴェル・ヴァーグの金字塔であるゴダール作品『勝手にしやがれ』が7月24日から、『気狂いピエロ』(65年)が7月31日から、連続上映されることが決定した。
・『ビフォア』シリーズのリチャード・リンクレイター監督が辿り着いた原点、映画愛を刻む『ヌーヴェルヴァーグ』

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今回新たに編集された『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』の予告編が公開された。2作品とも字幕を排し、映像とタイトルのみで構成。ゴダールの映像そのものを体感させる仕上がりとなっている。なお、『勝手にしやがれ』は2020年の60周年4Kレストア版、『気狂いピエロ』は2Kレストア版が使用されている。
『勝手にしやがれ』は、盗んだ自動車を走らせパリへ向かうミシェル(ジャン・ポール・ベルモンド)が、横のカメラに向かって話しかける場面から始まる。パリを象徴する凱旋門のカットに続き、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(ジーン・セバーグ)の姿が映し出される。
パトリシアとつかの間のパリを楽しむミシェル。しかし、男性が後頭部を殴られるシーンをきっかけに、追われる身となったミシェルとパトリシアの姿が一気に畳みかけられる。
全編モノクロの映像にカラフルな色彩を重ね、制作当時、ジーン・セバーグが20歳、ジャン・ポール・ベルモンドが26歳、ジャン=リュック・ゴダールが28歳であったことを示すタイトルに、その若さの輝きが際立つ。小気味よく流れる音楽と編集によって、今なお色褪せない魅力を改めて確信させる予告編となっている。
『気狂いピエロ』は、歌うマリアンナ(アンナ・カリーナ)がフェルディナン(ベルモンド)と南仏の海辺を歩くシーンから始まり、カラフルな映像が続く。しかし徐々に、マリアンナの部屋にあるハサミが首に刺さった男性の死体や、彼女が手にする銃など、後半を想起させる不穏な展開へと移行する。
どこを切り取っても絵画のように美しいシーンが連続し、「見つかった。何が? 永遠が」という有名な台詞で予告編は締めくくられる。

■『勝手にしやがれ』(4Kレストア版)
自動車泥棒の常習犯ミシェル(ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、咄嗟に車中にあった拳銃で警官を射殺してしまう。パリに着いた彼は、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(セバーグ)に会いに行く。彼女はアメリカ人の留学生で、2人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。金を調達し2人でイタリアへ逃れようとする男と記者になる夢をかなえようとする女の行く末は…。

■『気狂いピエロ』(2Kレストア版)
フェルディナン(ベルモンド)は、金持ちの妻との生活に退屈し、逃げ出したい衝動に駆られていた。そんなある夜、夫婦がパーティに出かけるため、幼い娘のベビーシッターがやって来る。彼女はなんと、かつての恋人マリアンヌ(カリーナ)だった。パーティを抜け出し、1人で帰宅したフェルディナンは、彼女を車で送り、そのまま一夜を共にする。翌朝目覚めると、彼女の部屋に、首に鋏を突き立てられた男の死体が…。
『勝手にしやがれ』は2026年7月24日より、『気狂いピエロ』は7月31日より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺ほかにて上映予定。
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