関東大震災後の混乱のなか、村人を大虐殺へと駆り立てたものとは!?『福田村事件』特報公開

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(C)「福田村事件」プロジェクト2023

流言飛語が飛び交うなかで人々が恐怖や不安にかられ、徐々に極限状態へ

オウム信者たちを被写体とした『A』(97年)『A2』(01年)、そして『i-新聞記者ドキュメント-』(19年)などで日常に潜むグレーゾーンに光を当ててきた森達也監督。その森監督が初めて挑んだ劇映画『福田村事件』が、9月1日より全国公開されることが決定した。本作よりティザービジュアルと特報を紹介する。

・歴史に葬られた関東大震災5日後の虐殺にスポット当てた『福田村事件』主演は井浦新

本作が描くのは、1923年9月1日に発生した関東大震災から6日後、地震後の混乱のなか、千葉県福田村で行商団9人が殺された実際の虐殺事件・福田村事件。彼らはなぜ殺されたのか、村人たちはなぜ彼らを殺したのか。関東大震災から100年となる2023年、歴史の闇に葬られてきた事実が明らかになる。

・大量虐殺に反論する者が誰一人いない異様な光景。史上最も恐ろしい会議の全貌が明らかに

荒井晴彦が企画し、脚本は佐伯俊道、井上淳一、荒井の3名が担当。音楽は鈴木慶一が手掛けた。

主演を務めるのは、現在の日本映画界で圧倒的な存在感を放つ井浦新と、森監督が本作への出演を熱望し、荒井晴彦が脚本を担当した映画『幼な子われらに生まれ』(17年)で第41回山路ふみ子女優賞、第42回報知映画賞ほか数々の助演女優賞を獲得した田中麗奈。

共演には永山瑛太、東出昌大、コムアイ、向里祐香、カトウシンスケ、松浦祐也、木竜麻生、杉田雷麟、ピエール瀧、水道橋博士、豊原功補、柄本明ほか、世代や主な活動フィールドを超えた多種多様な錚々たる面々が、森監督が渾身の力を込めた初劇映画作品に集結した。

『福田村事件』

紹介するディザービジュアルには、多くの日本映画のビジュアルで見られるような、主な出演者の姿が一切見られない。赤く燃え盛る太陽、山の稜線の中で蠢く感情の濁流、そして、関東大震災で半壊した、当時日本で最も高い建築物であった凌雲閣(りょううんかく)がコラージュされている。怒り・憎しみ・混乱・不安を表現したデザインだ。

併せて解禁となった特報映像には、平穏な村を突如襲った関東大震災の大混乱、流言飛語が飛び交うなかで人々が恐怖や不安にかられ、徐々に極限状態へと変容していく様の断片が、凄まじい緊張感を持って映し出さる。主演の井浦、田中を始めとする出演者たちの鬼気迫る表情も収められており、極限のドラマが展開されることを予感させる特報となっている。

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『福田村事件』は9月1日より全国公開。