自宅全焼、地震、緊急入院…次々と見舞う困難を乗り越えてきた夫婦と10人の子どもたち

#人生ドライブ#NNNドキュメント#ドキュメンタリー#板谷由夏#熊本県民テレビ

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熊本県民テレビ開局40周年を記念して人気TVドキュメンタリーを劇場上映向けに再編集

熊本県民テレビ開局40周年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『人生ドライブ』が、5月21日より全国順次公開される。これに先立ち本作の予告編が解禁された。

・実話をベースにノン・スターで描くインド社会の闇! 権威主義やカースト差別に切り込む意欲作

熊本県宇土市で暮らす岸英治さんと信子さんには7男3女、10人の子どもがいる。映画からあふれ、見えてくるのは10人の子どもたちへの愛情や暮らしの工夫。その中のひとつ、岸家には月に一度、自分が生まれた日にお父さん、お母さんを独り占めできるという、その子どもにとって大切な日であり、大家族・岸家ならではの約束がある。

同時に英治さんと信子さんは忙しい日々の合間を縫って2人でドライブをすることも。60代を過ぎた今でもお互いを名前で呼び合い、他愛のない会話の中には、長年連れ添う夫婦だけの穏やかな時間が流れる。

そんな家族を襲う、自宅の全焼、2016年の熊本地震、緊急入院…次々困難に見舞われても、時にはふたりで、また時には家族で乗り越えてきた。

2000年頃から、岸家の生活を21年にわたり寄り添うように取材をしたのは地元・熊本県民テレビ。『NNNドキュメント』にて話題となった人気TVドキュメンタリーを、開局40周年を記念して劇場上映に向け再編集し、初の映画公開に挑む。

ナレーションは2児の母である女優の板谷由夏が務める。コロナ禍の今だからこそ、岸さん夫婦の暮らしや子どもたちへの接し方からは、普段見落としがちなすぐそこにある幸せに気づくヒントが見えてくる。人生ドライブ、終点はもう少し先。

予告編には熊本県民テレビが20年以上にわたり密着し続けてきた、岸一家の悲喜こもごもの場面が映し出されている。ナレーションを担当した板谷由夏は、「この作品は、涙なしには見られませんでした。岸家の愛にあふれた家族の生活を見ることで、『家族とは?』『子育てとは?』というものをあらためて考えさせられるものになっていると思います」とコメントしている。

『人生ドライブ』は5月21日より全国順次公開される。