『逃げるは恥だが役に立つ』で大人気を博した漫画家・海野つなみのの『クロエマ』がPrime Original新ドラマシリーズとして実写ドラマ化。そのW主演を務める杉咲花と多部未華子、そして共演の岩瀬洋志のキャスト陣が、自身の演じた役柄について語り合う特別映像が解禁された。
・杉咲花×多部未華子、恋も仕事も失った女性たちに 『クロエマ』実写ドラマ化決定
たまにパフェを食べて毒抜き、息抜きのできる作品?

(C)海野つなみ/講談社
恋も仕事も家も一度に失った30歳の女性・エマ(杉咲花)が、謎めいた資産家クロエ(多部未華子)の屋敷に辿り着いたことから物語は始まる。
性格も正反対のふたりがひょんなことから始めた占いの店には、さまざまな悩みを抱えた相談者たちが訪れる。占いの店を訪れる相談者たちの悩みを通してさりげなく織り込まれているのは、格差やルッキズム、SNSでの炎上など現代社会の問題。ふたりは占いを手掛かりに、相談者たちの言葉の奥にある、まだ明かされていない謎へと迫っていく。
エマを演じた杉咲は「エマはどれだけ自分に過酷なことが巻き起こってもあっけらかんとしているところ、他者に興味があるのかないのかよくわからないところ、なかなか掴みどころがない人物なので、どう演じたらいいのかをとても悩みました」と、撮影前の率直な思いを吐露した。
一方、クロエ役の多部は「クロエはポロッと本心をこぼしたり、愛嬌がないようにみえて実はあるキャラクターで、“人間らしさ“が可愛らしくてやってみたいと思いました」と語り、シモンを演じた岩瀬は、「シモンはなるべくモテたくないタイプで、なるべく目立たないように、姿勢・佇まいを意識していました」と、独特なアプローチを明かした。
さらに本作で初共演となる3人がそれぞれの印象を語る、心温まる一幕も。
多部は杉咲の演技について「エマの空気が読めないところや、”ん?”と思うような独特なキャラクターを、さらっと嫌味なく演じられているところがすごい。改めて素敵だなと感じました」と、そのナチュラルかつ高い演技力を絶賛。
杉咲も「二人とも“本当にこんな人いるのかな?”と笑ってしまうような役どころだけれど、どこか人間味が滲んでいて、役として佇む二人と一緒にやらせていただくことに不思議な心地よさがあった」と語り、心地よい現場の空気を振り返っています。
そんな二人に対し、岩瀬は「お二人とのシーンが多かったんですけど、お芝居のことでもそれ以外のところでもサポートしていただいてとても“優しいな“と思った」と初々しい感謝を滲ませました。この和やかで信頼に満ちた関係性が、作品にどのような深みをもたらしているのか期待が膨らむばかり。
杉咲は劇中に登場する食べ物について「作っている様子や出来上がったものを見ているだけでワクワクするものがたくさん出てきました。悩み、苦しみ、楽しさといった感情は、食べ物があることで2倍に膨らむ。”腹落ち”という言葉がまさにぴったりで、その時の感情を噛み砕いて腹に落とすことで、もう一度味わいが生まれる――そういったことを強く感じる撮影でした」と、登場人物たちの心情とリンクする食の描写にも注目だ。
一方、多部は「占いのシーンは本当に辛かった」と笑顔で振り返る。撮影にあたっては、20枚ものクロニクルカードを全て暗記して臨んだという。「毎日誰かを占うスケジュールは辛かったですが、クロニクルカードを投げるシーンについて”原作に忠実に再現されていた”と言っていただけて、それだけで”よかった!”と思えました」と撮影を無事に終えた安堵とともに、作品への真摯な姿勢がうかがえるコメントとなった。
また芸術的なセンスを持つパフェ作りの名手・シモンを演じた岩瀬は「パフェを説明するシーンは、人生で初めてというくらい長いセリフでした。絶対に間違えられない状況だったので、とても緊張しました」と振り返り、「自分にとって新しい挑戦でした」と、大きなプレッシャーと向き合いながら撮影に臨んだことを明かした。
最後に配信を控えた本作について杉咲は「人には伝わらないような困難をそれぞれのキャラクターが抱えている。それでも、なんとか日々をしのぎ、時には文句を言いながら、たまにパフェを食べて毒抜き、息抜きのできる作品だと思いました」とコメント。
多部は「想像を遥かに超えるものが出来上がるのではと期待しています。ただ、占いのシーンは緊張して挑んだので、一番完成が気になります」と語り、岩瀬は「ミステリアスで謎めいた部分がとても多い作品ですが、みんなで作り上げた作品だからこそ、皆さんと一緒に楽しみたいです!」と話すなど、本作への期待を一層高める映像となっている。
Prime Original新ドラマシリーズ『クロエマ』は2026年6月12日よりAmazon Prime Videoにて独占配信開始。
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