岡田将生が殺人犯を怪演した『ゴールド・ボーイ』がNetflix TOP10で第1位!

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『ゴールド・ボーイ』
Netflix TOP10(日本/映画)第1位『ゴールド・ボーイ』

完璧な犯罪のはずが少年たちに目撃されていて……

【Netflix TOP10】今回ピックアップするのは、日本の週間TOP10(映画)で第1位にランクインした『ゴールド・ボーイ』(英題:GOLD BOY)。2024年に公開された本作は、岡田将生扮する殺人犯と目撃者である少年たちの駆け引きを描くクライムサスペンスだ。中国の人気小説を原作に、沖縄へと舞台を移しスリリングな物語が展開する。

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莫大な財を築いた実業家の婿養子である東昇(岡田将生)は、義理の両親を崖から突き落として殺害する。完璧な犯罪のはずだったが、その一部始終を偶然にも3人の少年少女に撮影されてしまう。

それぞれ複雑な家庭環境や問題を抱える少年たちは、「金さえあればすべて解決できる」と考え、東を脅迫して大金を得ようと計画する。自らの犯罪を隠し通そうとする東と、金を求めて大胆な行動に出る少年たち。互いに一歩も引かない心理戦は、やがて予測不能の結末へと転がり込んでいく。

中国小説×金子修介監督が生み出すイリーガルなサスペンス

本作の核となるのは、中国の人気作家・紫金陳(ズー・ジンチェン)によるベストセラー小説「悪童たち」を原作とした重厚な物語設計だ。ドラマ化もされ、緻密な心理描写と社会性を兼ね備えた作品として高い評価を受けてきた原作を、日本映画として再構築している点がまず興味深い。

メガホンを取ったのは、平成『ガメラ』三部作や『デスノート』シリーズで知られる金子修介監督。これまで数々の話題作を手がけてきた手腕により、単なる翻案にとどまらず、予想を裏切る展開や、緊張感あふれる演出が随所に施されている。沖縄というロケーションも相まって、閉塞感と開放感が同時に漂う独特の空気感が物語をさらに引き締め、後半になるに従い加速していくイリーガルなサスペンスに夢中にさせられる。

予測不能の心理戦と、俳優陣による圧巻の演技合戦!

そんな本作の見どころのひとつは、殺人犯と少年たちの間で繰り広げられる予測不能の心理戦だ。互いに弱みを探り合いながら主導権を奪い合う構図が続き、立場がめまぐるしく入れ替わっていく。

セリフに寄りかからない緊張感を成立させているのは、俳優陣の名演にほかならない。頭脳明晰な“悪い男”を演じさせたら天下一品の岡田将生の存在感はもちろんのこと、主犯格の少年の母親役を演じた黒木華や少年少女役を演じた羽村仁成、星乃あんな、前出燿志も、それぞれの事情や葛藤を背負った役柄を魅力的に演じている。

二転三転する展開と、緊張感に満ちた心理戦にゾクゾクさせられる『ゴールド・ボーイ』。どこか怪奇コンテンツの陰鬱なトーンも感じさせる、濃密なクライムサスペンスを楽しんで。(文:足立美由紀/映画ライター)

【Netflix日本Top10(映画)/3月16日~3月22日】
1位『ゴールド・ボーイ』
2位『ウォー・マシーン 未知なる侵略者』
3位『超かぐや姫!』
4位『アンダーニンジャ』
5位『新幹線大爆破』
6位『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』
7位『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』
8位『本心』
9位『This is I』
10位『教場 Reunion』

※Netflix TOP10:Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週月曜日から日曜日までの各作品の「視聴回数」(視聴時間を作品の総時間で割って算出)に基づいてランク付けする。

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