夢じゃなくて、愛を見せてよ! 宇多田ヒカルの楽曲が『あしたのジョー』主題歌に

宇多田ヒカル
宇多田ヒカル
宇多田ヒカル
『あしたのジョー』より
(C) 2011 高森朝雄・ちばてつや/「あしたのジョー」製作委員会
11月24日発売の「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」

『あしたのジョー』の主題歌が、宇多田ヒカルの「Show Me Love(Not A Dream)」に決定したと、配給元の東宝が発表した。

『あしたのジョー』場面写真

1968年から73年に週刊少年マガジンに連載され、爆発的人気を博したマンガを実写映画化した作品で、NEWSの山下智久が主人公の矢吹丈を、その最大のライバル・力石徹を伊勢谷友介が演じる。ジョーのトレーナー・丹下段平を演じる香川照之のなりきりぶりも注目を集めている。

曽利文彦監督は主題歌決定に際し、「男たちの燃え上がる激闘にエールを送る、最高のアーティスト登場に心が震えます。この映画が目指すリアルに、またひとつ大きなリアルが加わりました。映画『あしたのジョー』は、この素晴らしい主題歌をいただくにふさわしいパワフルな映画に仕上がっていることを、みなさんにお約束いたします」と喜びのコメントを寄せた。

また、楽曲について宇多田は、オフィシャルインタビューで次のようにコメントしている。

「タイトルは、まぁ、直訳すると、『夢じゃなくて、愛を見せてよ』って感じね。で、夢を見せてくれるものっていっぱいあると思うの。人間関係でもお互いになんか幻想抱き合って終わるってこともあるし、エンターテインメントとか、ショービジネスの世界でも結局夢を見せてくれるものに人ってすごい惹かれるじゃん? スターとか、宝くじとか、セレブとかそういうもの? でも、実際にそれらは、ホントに実を結ばないことで、無責任なことであって、ホントの愛を見せてくれる人っていうのは、むしろ『おい、夢から覚めろ、ペチペチペチ、おいっ!』っていう感じのことから始まるじゃない?で、『ホントの愛を見せるとか、そっちのほうが欲しいな、夢はもういい』って気持ちでNot A Dreamをタイトルにも入れたのね」

この「Show Me Love(Not A Dream)」は、11月24日発売のアルバム「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.2」に収録されている。また、17日午前5時より、レコチョクにて着うた、着うたフルなどの先行配信もスタートする。

『あしたのジョー』は2011年2月11日より全国公開される。

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